大学で、小学生に「算数」を教えるための授業を受講していた時のことですが、毎週指名されて黒板の前で中学受験の問題を子どもにわかりやすい方法で解説しなくてはなりませんでした。
問題を解いていて、「X」を使えば簡単なのに!と何度も実感しました。
解けるまではわからない「答え」に向かって「足す、引く、かける、割る」だけをつかって解いていくのは途方もなく思われました。しかしそれに「X」という形を与えると、途端に周りを整理できるようになって答えが出てきます。
なんだか最近、生活もそうだなーと思うことがありました。
「きっとなんとかなるよ。」
友達がこう声をかけてくれました。
友達に頼まれごとをして応えてあげられなかったときにも、
「ありがとう。きっとなんとかなるよ。」
と返してくれました。
これが「X」なのかなーと思います。
不安なことに「きっとなんとかなる。」という形を与えることが「なんとかなった!」という結果に向かう近道なのかもと思います。
焦っているときほど、不安をうまく整理していかないとなと思います。