NYにいる今は毎日が夢のようですが(ありがたいという意味と信じられないという意味で)、このサンクスギビングはさらに夢のようでした。
ともかくいくら時間があっても勉強が足りていないのでなかなか余暇の時間もとれないな~と思っていたのですが、思わず誘ってもらったおかげでほんとにゆっくりさせてもらって、色んな話をして、アメリカの習慣を経験させてもらって、本当に忘れられない楽しい思い出になりました。
サンクスギビングの晩と昨晩は滞在させてもらっている友人と私の他、親戚の方や親しい方が集まって伝統的なお料理で食卓を囲みました。リビングにピアノがあったので、食事の後にはその日急きょ友人と譜読みをしたラフマニノフの6手連弾や、かろうじて覚えていたプーランクの即興曲を皆さんの前で弾かせてもらったりしました。会食中の会話はほとんど聞き取れなかったのですが、演奏し終わった後には皆さんが親しいまなざしを向けてくれているのを感じて、何かperformするということは大事なんだなと思いました。
帰ってきて地下鉄から地上に上がると、路上でクリスマスツリーが売られていて、季節の移ろいを実感しました。
マンハッタンの外に出て、改めて自分がここで勉強する意味を考えさせてもらった休暇になりました。
写真は駅と街です。ヨーロッパのような雰囲気で、歴史のある建物が立ち並ぶとてもしっとりと落ち着く街でした。