2014年1月24日金曜日
散文:山に登る
人生は戦いの連続。
大げさなようだけれど、生き甲斐のため、生活のため、生命の維持のため、
いつも皆何かと戦っている。
しかしそういった戦いは必ずしも全て、他者と利害が衝突するものばかりではない。
そうでないものは、さしずめ山に登るようなもの。
登られても山は何も変わらない。ただ登った人が「やりきれた。」と思うだけ。
一対一で拳を交えるボクサーだって、きっと相手の中に山を見ている。
それもまた、生きるということだと思う。
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大きな事を書いてしまいましたが。。。先日作曲が終わってリハーサルに出かけようとした時のことですが、ドアを開けて外の冷たい空気を全身に感じ、そして一呼吸して一歩踏み出した瞬間、何か「戦っているなあ」という実感がありました(実際本当に寒かったので。。)。しかしそれと同時に「でも何と?」という疑問も湧き、こんな事を考えました。