2026年4月9日木曜日

カンファレンスを経て思ったこと

先日無事に、シカゴで行われた音楽教育のカンファレンスに、Red Leaf Pianoworksの一員として参加することができました。

ブースを訪れて下さった方が、私の楽譜集を目の前で手に取って、じっくりと最後までページをめくって、そしてお会計に持ってきて下さった時の感慨は、これまで感じたことのないものでした。実際に弾いて気に入ってもらえるといいな、長く弾いてもらえる曲が見つかるといいなあ、と願いを込めながらサインをさせてもらって送り出しました。

カンファレンスに参加してよかったことのもう一つは、Red Leaf Pianoworksの作曲家の仲間と初めて実際に会って、ブースを切り盛りしたり、ショーケースをしたり、設営・撤収したりという実務の合間に、作曲やピアノ教室の運営、そして人生についても様々な話をできたことです。Red Leaf Pianoworksのメンバーはカナダ在住の作曲家が多いものの、世界各国に根ざしています。こんなにいろんなところで生きている人たちが、音楽を通して出会って、お互いに深く共感できることに感激しました。

そして個人的に思ったこととして、現在自分はミュージカル、コンサート音楽、教育的ピアノ音楽、という三つのジャンルに、それぞれコミュニティーを通して作曲家として関わらせてもらっているのだなということでした。一つのジャンルを自分の居場所と定めて、作品を重ね作風を深めている作曲家を尊敬しますし、どのジャンルにおいても自分はど真ん中ではない、と感じて肩身の狭い思いをすることも多々あります。一方で、あるジャンルで学んだことを他のジャンルでの作曲にも応用できるのは楽しいですし、自分の歩んできた軌跡のユニークさでもあるかな、と思えるようにもなってきました。

NPOに関わる活動や、自分の尊敬するアーティストをfeatureする活動にも興味を持っているのですが、自分自身の作曲も、もっと積極的に重ねていきたいなとの思いを新たにしました。

最後に、一緒にカンファレンスを過ごしたRed Leafの仲間達の、楽譜の集合写真を添えて…。