2014年7月23日水曜日

NYMF Songwriting Workshop

また少し間が空いてしまいました。先週一週間はミュージカルのソングライティング短期集中ワークショップに参加していました。

このワークショップは、NYMFという今年で開催10年目になるNYのミュージカルフェスティバル(近々このフェスティバルについても詳しく書きたいと思います)主催のもので、昨年秋から参加しているBMIのワークショップとはまた別のものなのですが興味があり参加しました。

内容は、1〜2日目にミュージカルソングの書き方の基礎知識とコラボレーションの進め方を学び、3日目以降は課題に対して各自コラボレーションを進め、最後の2日で曲の発表と公開レッスン、というぎゅっとつまったの導入編、という感じでした。

課題は2曲あり、1曲目は「セレクトされた映画の1シーン」に対して、2曲目は「誰もが知っている有名人」に対して曲を書くというもので、私は一曲目は映画「スクリーム」の冒頭のシーン、2曲目はブラッド・ピットについて書くことになりました。

映画のシーンについてはあらかじめ選ばれたシーンの中からパートナーと相談して第四希望まで出せたのですが、その中からまさか「スクリーム」にが当たるとは思いもせず、家に帰ってあらためて映画を見てみるとやはり恐くて大変でしたが、取り組んでみると「ホラー」という題材も面白いものだなと思いました。

1週間でそれぞれ別のパートナーと2曲を並行して書き上げるというのは少々ハラハラでしたが、ひとまずなんとか発表までこぎ着けられたので良かったです。夏の間はBMIのワークショップがお休みなので、ちょうど良い時期にこちらのワークショップにも参加できてよかったと思います。

ちなみに、こちらはBMIのワークショップで書いたコメディー・ソング(「クライボーン・パーク」というお芝居が題材)なのですが、この曲を一緒に書いた作詞家の友人のミュージカルが今年のNYMFで取りあげられています。他にも続々とクラスメートが自分の作品を発表し始めていて、私もがんばらねばと思います。


2014年7月12日土曜日

The Light Princess Suite (2014)




以前こちらのブログでも紹介させて頂いた、The Light Princess(ふんわり王女)の組曲の音源がようやくアップロードできましたのでご紹介させて頂きます。(音源はラジオ放送の為に収録してもらったものなので、かなり音質が良く嬉しいです。)

組曲は三楽章構成で、各楽章のタイトルはこのような感じです。
I. She Laughs Too Much(彼女は笑いすぎる)
II. Look at the Moon(月を見上げて)
III. This is Very Kind of You(まあご親切に)

一楽章は物語の導入として、ふんわり王女の様子を吟遊詩人が面白おかしく語って聴かせるイメージで書きました。二楽章は、夜の湖で王子が物思いに浸りながら独唱するシーンから始まり(王子は物語中しばしば詩を詠みます)、二人が湖で戯れながら絆を深めてゆく一方、その湖の底では魔女が次なる呪いを画策しているというところで終わります。三楽章は、湖を救う為に人柱となって沈み行く王子と、一旦はその姿を「まあご親切に」と見送った王女がはたと我に返り、必死となって彼を助けようと奮闘する様子とその結末を描きました。

お楽しみ頂ければ幸いです。

2014年7月10日木曜日

ごぶさたしています

大変ご無沙汰してしまいました。皆さん夏はいかがお過ごしでしょうか?

私も元気にしていたのですが、ワークショップの課題に追われるうちにあっという間に時間が過ぎ、夏の一時帰国を経まして、つい先日NYに戻って来ました。

今回はばたばたとした一時帰国だったもので、あまり連絡をとることができず、たくさんの人に会えずに残念でしたが、今年は大学時代の仲間との念願の同窓会を実現することができて感無量でした。これから夏本番、暑いNYで益々がんばって参りたいと思います。

来週はNYMF(The New York Musical Theatre Festival)のミュージカルライティングのワークショップに参加します。1週間という短期講座ですが、BMI以外のワークショップがどのような感じなのか少しわくわくしています。

これからまたできるだけこまめに更新していこうと思いますので、時々覗いて頂けると嬉しいです!