2010年5月30日日曜日

あらためて

セメスターの間はともかく与えられた課題をこなすのに必死でした。それができるかできないか以前に、やらなければここにいられないという緊張感でなんとか1年越えられたのだと思います。 セメスターが終わった今、あと2年の年限で英語といい作曲といいどれだけ進歩できるだろうと考えます。焦る気持ちの塊ですが、「できることしかできない。だからできることは全部やる。」という気持ちで臨みたいと思います。

I was always struggling to catch up with classes and lessons during the semester. I think I was somehow able to managed it because I was always feeling tension doing that.
Now, finishing the semester,I wonder how far I can go on English and composition in next two years. I am very much anxious about it though, I will work on them with the belief of "I will do as far as I can."

2010年5月29日土曜日

ユニクロ

この夏は引越を終えた後6月に少し帰国します。
それまでNYに滞在する残りの日にちを数えるとそんなに長くはないのだと気づいて寂しくなっている今日この頃です。(8月には戻りますが・・・)
昨日はユニクロに行って、主に靴下を買いました。

I will come back to Japan on June after I move to the new apartment.
Eventhough I am still here,I already missing NY to realize there are a few days left till I leave.(I will come back to NY on August.)
By the way, I went to Uniqro yesterday, and bought many socks.

2010年5月28日金曜日

夕立

昨日は夕方8時から雷を伴う雨が降るという予報だったので、その前に帰ってこられるように友達とセントラルパークにお散歩に行ったところ、あと数分で帰宅というところで降られてしまいました。体は少々冷えましたが、大人になって雨にこんなに濡れることもないなとちょっと面白かったです。

I and my friends went for a walk to Central Park. Since the weather forecast yesterday said it will rain and thunder around 8pm, we tried to come back eariler than that time. But unfortunately, we caught in the heavy rain suddenly. It was chilly though,I also enjoyed it.

2010年5月27日木曜日

発音!

These days, I tend to get hungry almost once every three hours, and sometimes eat too much..

Anyway, I started working on improving my Engrlish pronunciation these days. My Friends are helping me a lot.

Originally,I decided to do that because I was not able to pronounce "California" correctly, despite I am going to go there for music festival this summer.

I feel it is worth challenging and even very interesting, because as I learn I gradually realize how these two languages, English and Japanese, are different in its pronunciation.
I really want to improve it.


最近お腹の減りが早いです。3時間おきぐらいに何か食べたくなって食べすぎです…。

それはさておき、今友達に手伝ってもらって英語の発音の練習を始めました。

まずは"California"がうまく言えないというところから始まりました。(この夏カリフォルニアにサマーフェスティバルに行くというのに)

勉強するにつれて英語と日本語の発音の違いがわかってきて、やりがいがあって面白いです。

ともかくうまくなりたいです。


※しばらくは英語も日本語も、やたらと直訳調の日記になってしまって申し訳ないですが・・・。だんだんペースを掴めたらなと思います。

2010年5月26日水曜日

Mouse?

昨晩友達と夜のお散歩から帰って水を飲もうとすると、テーブルの上に不可思議なものを見つけました。(When I and my friend were about to dring water after we came back from a walk at night, we found a weird thing on the table.)

銀紙が破られて、少しかじられたKissチョコ・・・。
( There was a Kiss chocolate which was gnawed a little bit with the aluminum foil torn.)

破られた銀紙の細かさと、チョコに残った歯型からして人間業ではありません。
( Judging from the small pieces of aluminum foil and a toothprint, it did not seem to be done by human. A mouse??) これは、ね、ねずみ??

と話していると、友達が何かが視界を高速で走り去る気配に気づきました。
( My friend senced something which was runnning across the room at high speed, as we were talking.)

そしてねずみ追い出し作戦が始まりました。
( Then the mission "Driving the mouse out of the room" began.)

ねずみが消えたおおよその場所を見張りながら、部屋の奥に走り去らないように経路を荷物でふさいで様子を見ていると、ついに出てきました。ちょろちょろっと小さなねずみが。
(As we wait for him to appear with watching the place where we saw him last, and make him way to the door, then finally he came. There was a little mouse there.)

そこからは冷静な判断とチームワークでねずみを誘導して、ついにドアの外に追い出しました。good job.
( We guided him outside the door calmly with nice teamwork, and finally we did it. Good job.)
 
ともかく出ていってくれてよかったです。
( I was glad he left anyway.)

今日から英語の勉強のために日本語と英語両方で書いてみたいと思います。しばらくはちゃめちゃな英作文が続くかと思いますが、おつきあいいただければうれしいです。

2010年5月25日火曜日

昨日から友達の家に居候させてもらっています。

寮よりもゲストハウスよりも居心地がいいのは、当たり前のようですが友達の家でそこに友達がいてくれるからだと思います。

今日も一日がはじまります。

2010年5月23日日曜日

風のまち

今夜でここに泊まるのも最後の日です。

キッチンがあるので料理もできなくはなかったのですが、できるだけ静かに過ごしたくて食事はテイクアウトにしていました。学期中はかなり食費を切り詰めていたのにお金がどんどん出ていってしまうと思いつつ・・・。ここ数日、食事や滞在先からして旅行者だった時に戻ったような気分です。

それでもこちらに来てから1年が経ったんだなと思います。そして多分、もし今の私が一年前の私に会いに行ってこの現状を説明してもきっと信じられないなと思います。

①大きなカルチャーショックもなく、なんとか健康で10ヶ月目を迎えた。
②大切な友達ができて、日々助けてもらってる。
③院に入れることになった。
④次に住む場所が見つかって、引越しも半分すんだ。
⑤思わず作曲で賞をもらった。
⑥5曲書いた内の4曲は演奏してもらって音源がある。
⑦日本で家族もがんばってくれてる。
⑧英語での授業も、なんとか単位もらえそう。
⑨日々「生きてるな」と感じる。

一昨年の受験の際に提出した曲の中に、福永武彦「風のまち」に書いた歌曲があったのですが、その最後のフレーズ、「いつの日にかまたこの町に来るだろうとふりかえる心は かえらないひとの想いにも また似ていた」が受験を終えた帰りに頭をめぐっていました。

遠かったNYに旅行以来再びやってきて、試験の結果次第ではもう二度と来ることはないかもしれないのに、どうしてもまた来るような気がしました。願望だったのだと思いますが…。

今という状態のすべてに感謝しています。

シンフォニー

お風呂待ちの間に書いています。8部屋(4人部屋、2人部屋等合わせて)で2つのバスルームを共有なので、常にタイミングを見計らっています。

ところで今日はLos Angeles Philharmonicのマーラーのシンフォニー第1番を聴きに行ってきました。普段の生活からするとちょっとしたお値段のチケットではありましたが、行けてラッキーでした。つまり素晴らしかったです。

オーケストラが違うので比べられませんが、行く前にレコーディングで聴いた印象からするとまず音楽の立体感が違うと思いました。マーラーが書いていたときから、その頭の中ではこんなふうに立体的に音楽が鳴っていたのだろうかと思いました。何もなかった五線紙の上にそれを構築したこと、そして指揮者と演奏家がそれを読み取ってこんな音楽が今ここに生まれていることが魔法のように思えました。

またはオーケストラが登山隊だとするなら、ルートを考えて登山隊をトレーニングして、最終的にちゃんと登れるように地上から指示を出すのが指揮者だと思いました。すると山を作ったのが作曲家ということになって。。。

ともかく自分はまだまだ楽器や、オーケストラの可能性を知らなすぎるなと実感しました

2010年5月21日金曜日

英語

宿泊している4人部屋ですが、旅行者向けの宿泊施設なので割と入れ替わりが早いです。全体的には韓国人が多そうでしたが日本人の方とも少し話しました。旅行の他、仕事の面接で来ている方もいて私はというと引越待ちで、色んな目的で泊まっている人がいるんだなと思いました。

ところでこの夏はもう少し英語をなんとかしたいと思って、勉強の仕方を考えました。

そこでまず「会話」の中で話すプロセスと、それに必要なんじゃないかと思う能力をあげてみました。

①相手の話を聞き取る(リスニング)
②聞きとったことから内容を理解する(一般常識、語彙、文法)
③理解したことについて自分の意見を持つ
④自分の意見をセリフにまとめる(文法、語彙、フレーズ)
⑤セリフを口に出す(発音、落ち着き、度胸)

①と②はほぼ同時に起こっていて、内容を推測しながら聞くから聞きとれるというところでもあると思いますがともかく分けてみました。
③は英語の問題というより、一応大人として何かしら思うことはありそうです。
④は、日本語ならある程度瞬時にできると思うだけに、相手を待たせている!と思うと余計に焦る部分です。
⑤は、今まで慣れだと思っていたのですが、せっかくセリフが合っていても発音や話す速さ次第で伝わらないこともありそうです。

これまで英語の勉強といってむやみに単語の数を増やそうとしたり、文法書を買っても読み通せたことがなかったり、結局不安なまま話してきたりしましたが、会話の中のどのプロセスで自分は一番躓いているのかを考えて重点的に勉強するということがあまりなかったように思います。

今はやはり④が一番曖昧なのでここに来て英作文に立ち返るというか、練習として対訳のある日本語の文章を英訳してみて答え合わせをするというのを数多くこなしてみようかと思います。

2010年5月20日木曜日

卒業式

今日は朝からお天気で、そしてマネスでは卒業式が開かれました。

会場は学校から近い教会で、卒業する友達の門出を祝いに行ってきました。

学長の挨拶、一人一人名前を呼ばれての卒業証書授与、学生代表の挨拶、ストリングカルテットの演奏、各種賞の発表と授与、学長の挨拶。というシンプルで親しみがあっていい式でした。

式の後にはマネスでレセプションが開かれて、軽食をつまみながらにぎやかにあちこちで挨拶・写真撮影が繰り広げられていました。在学生なので主に食べていましたが、それでも卒業する友達を見つけてはおめでとうと言って写真をとり、この機会に普段写真をとってもらう機会のない先生や友達とも写真を撮ってもらったりしてあっという間に時間が過ぎました。気がつくとあんなにたくさんいた人たちが減って、会場が広くなっているのを見ると寂しくなりました。

それにしてもいいお天気でよかったです。

一人になってからふと2年後の今日、自分がどうなっていれば嬉しいだろうと考えました。

高校時代、古典の先生がテストを配ってテストを始める直前に「あなたたちは今、白紙の答案を前にして100点をとれる可能性があります。」と言われたのを思い出します。その時は「そんな無茶な。」と思いましたが、実現が成るかはともかく自分のなりたい最大限の姿を思い描いてみるのは悪くないと思いました。

今日の卒業生たちのように、清々しい顔で2年後を迎えたいです。

2010年5月19日水曜日

合宿?

昨日段ボール箱を運んだせいか、今日はさっそく二の腕が筋肉痛でした。

昨晩は引っ越しの後でテンションが高い割に肉体的には疲れていたはずで、そして4人部屋でちゃんと眠れるのかなと少し思いましたが、結局あまり問題ありませんでした。

誰かがトランクの荷物をがさごそと整理している音や、電灯が間近(二段ベッドの上なので)で光が強めだとかがまったく気にならないわけではありませんでしたが、比較的どこでもいつでも寝られる方です。

夜中にうっすら意識が戻った時、3人分の寝息の重唱が聞こえて「ああみんな寝てるんだな」と妙にほっとしました。

数人で部屋を共有しているというのは同じですが、寮に住んでいたのとはちがってやはりどこかお泊りな気分です。

今日はいつもどおり6時半ころに起きて、早々に学校に出かけました。

2010年5月18日火曜日

第一引越完了

引越しの第一段階が無事終了しました。
深夜に及んだパッキングですが、少し寝てから早朝に再開して、郵便局が開くとともに足りない分のBoxを買いに行きました。その途中に、時々ベーグルを買っていた売店おじさんに「引っ越すので」と挨拶すると少し寂しくなりました。

箱は全部で結局こうなりました。
結構多い・・・。そういうわけで、はじめはストレッジに預けようとしていたのですが、今度居候をさせてもらう友達が好意で荷物を置かせてくれました!ありがたい・・・。





おかげで寮は、入寮当初の姿に戻りました。










ここの窓からの景色は結構好きでした。









その後チェックアウトをして、セキュリティーガードやメンテナンスのおじさんたちに挨拶をして寮を出ました。ところが今日は雨だったのでなかなかタクシーがつかまらず、しばらく荷物とともに小雨に打たれながら待つこと30分、ようやくタクシーがつかまったので、もうトランクといいバイオリンといいPCといい、自分といい、壊れない程度に座席に放り込んでやっと次の宿に向けて出発しました。

ここから1週間は日本人の経営する旅行者向けのゲストハウスに滞在します。4人部屋で1泊29ドルで、こんな感じです。ホテルではないので、アットホームな(むしろ家っぽい)合宿所という感じです。

荷造りはなかなかの旅路だった気がして、今は少しほっとしています。

パッキング…

昼の3時から始めたパッキングですが、それから約12時間が経とうとしています。。。

それでもようやくゴールが見えてきました。

来た時の荷物から比べるとやはり衣服と、なんといっても紙類が増えています。これからはおいそれと物を増やせないなと思いました。

今スイートに一人なので、夜中でもがちゃがちゃ言わせて共用スペースにまで物を積み上げて片づていますが、他のスイートメイトたちは限られた時間とスペースの中でよくやったなと思います。

昨年8月こちらに荷物を送ったときには、ちょうど出発も近くなり不安や葛藤で気持が爆発しそうになっていました。自分でも「どうなるのかな。」と思いましたが、次の日の朝には腫れぼったい目をしぱしぱさせながらそれでも「クロネコヤマトが集荷に来るから。」という理由で荷造りを再開しました。その時「ああ、やっぱり自分は行くんだな。」と思いました。

と、感傷的になっている場合ではなくなんといっても明日チェックアウトをしなくてはならないのでがんばります。

2010年5月17日月曜日

パッキング

昨日はコーラスのコンサートは大盛況でした。また詳しく書きたいと思いますが、自分の曲の初演も含めて歌うのがとても楽しかったです。

ところで今日はというと、明日寮を出るのでパッキングに追われています。

今は部屋に一人なので、久しぶりにクラシックの勉強以外の曲でも聴こうとダイアナクラールをかけながらひたすら洗濯ものをたたんでいます。服装を考える時にはあまりチョイスはないのですが、窓際にたたんだ服を積み上げてみると結構たくさんありました…。

学校のミールプランのプリペイドカードも明日のお昼で失効してしまうので、今日は友達をさそってカフェテリアにお昼ご飯を食べに行きました。使いきらないといけないので、お昼ごはんと夜ごはんも買って、おかげであと1.99ドルというところまで来ました。good job. 明日コーヒーでも飲みに行けば使いきれるのではと思います。

では日が暮れるまえに服をたたみきりたいと思います。

2010年5月16日日曜日

ルームメイト

今朝は壁際で寝ていたらしく壁に頭突きをして目覚めました…。あと5分で起きるというところだったのでいいのですが…。

今日はルームメイトが午前の便で経つというので、朝一緒に早く起きて寮の前からタクシーを拾うのを見送ってきました。彼女はお正月に帰国しなかったので、今回がNYに来て以来初めての帰省になります。色々手続きを終えて、引っ越しも片づけもちゃんとして、ついに家に帰れるんだなと思うとよかったなぁと思います。私も数日後にはここを出ますが、一人になったんだなと思うとやはりちょっとさびしい気もします。
彼女のスペースはきれいに片づけられていて、本当に入寮した当時の状態に戻っています。対岸の私のスペースは荷造りを半分までしたまま散らかり放題で、その対比がすごいです。

今日の午前中は荷造りを少しして、コーラスの練習をして、最後のバイオリンのレッスンをしてもらってというかんじです。では気合を入れて荷造りにとりかかります。

2010年5月15日土曜日

ルル

最近忙しさにかまけてそれまで結構まめにつけていた日記(ブログとは別に…、ともかく書くのが好きなようです)が滞っています。

毎日の出来事をひとつひとつ覚えておきたいのに、自分で書かないとどんどん流れていってしまう気がします。時々ふと、もしもクレジットカードの明細のようにその日何があったかだけでも月末に自動的に届いたりしたら便利なのにと思いますが、本当に届いても怖いです。

ところで前置きが長くなりましたが、今日はメトロポリタンオペラでベルグの「ルル」を観てきました。NYに来て10カ月近くなりますが、Metを観るのは「トゥーランドット」以来2回目です。ストーリーをまったく知らずに行ったので、はじめは英語の字幕を見ながら筋がよくわからないままだったのですが、幕間に友達に解説してもらって幕を追うごとに集中して観られました。ルルの数奇な人生を追っていく、壮絶なストーリーで見ごたえがありました。やっぱり舞台は良いです。できるだけことあるごとに観に行きたいなとあらためて思いました。

明日はいよいよコーラスの本番です。

金曜日

どういうわけか今日はぐったり疲れました。

朝はDictationのテスト、お昼には今年最後のピアノのレッスンがあって、それが終わったと思ったら入っていなかったはずのアッシャーのシフトに名前が入っていて大慌てして、結局友達がカバーしてくれてコンサート前最後のコーラスのリハーサルには行けたのですが。。。

そんなこんなの一日ではらはらしたのと、クラスがほとんど終わって気が抜けたのと、単なる疲れかなと思います。それでも帰ってまだ気がすまなかったのでなんだか少しバイオリンを練習しました。夜中にも練習できるのが寮のいいところなので、これからはそれができなくなるんだなと思ったりもします。

ところでピアノの授業自体は水曜日で終わっていたのですが、グループレッスンの授業では曲を見てもらう時間があまりないことを先生が配慮してくださって、エクストラで見てもらいました。長くかかったベートーベンのソナタですが、おかげさまで今日ようやく四楽章まで終わりました。

今までもピアノを弾いていて肩に力が入っている自覚はあったのですが、どうしたら脱力できるのかわからないままでした。でもこの一年レッスンをしてもらって、ようやく力の使い方がどういうものかわかりはじめた気がします。

「Let the gravity play.」バイオリンを習い始めてから常々思うこととも通じるのですが、体というのは実際自分が思っている以上に質量があって、重力に抗わなければそれ自体十分楽器を奏でる重量を持っているんだなと納得できました。

どういうわけか、何かをしようとするときに非力な自分の力だけで世界に対抗しようとしてしまうところがあるのですが、本当は自分も世界の一部なのだと受け入れて、自然の摂理に身を任せた方がうまくいくことが多いように思います。


ちなみにコーラスの発表もいよいよこの日曜日で、ともかくほぼ全て新曲ばかりのコンサートなので楽しみなのと何が起こるかわからないどきどき感があります。今日通して歌ってみて不安だったところを復習して本番に臨みたいと思います。

私は月曜に最後のクラスがあるのですが、大部分のみんなは今日で授業が終わりだったようで、知らぬ間に最終日が来ていたのだと胸にぽっかり穴が開いたような気分です。うっかりしていて、あまりちゃんと挨拶もしないでしばらく会わない友達がいると思うとちょっと寂しいです。

なんだか散漫に書きすぎました。。。ではおやすみなさい。

2010年5月13日木曜日

チェックアウト?

今日はプラクティスセンターでの勤務も最後の日でした。プラクティスセンター自体明日で閉まるのですが、今日は2時間働いても明日の予約が一つも入らないというほど穏やかなものでした。

ここのところ毎日夕方にも予定があったもので、今日授業が終わった後何もないことに気付いて少しぼんやりしました。

それでも学校のロッカーを整理して帰ると、スイートメイトの一人が寮をチェックアウトしたようでした。

一番荷物の多かった彼女ですが、ドアが開いていたのでちらっと見たところ空っぽのバンクベッドが見えたのであの大荷物をちゃんと撤収していったようです。good job。

それでも冷蔵庫をあけるとやはり空っぽのブリタが冷やされていたのには苦笑しました…。

ところで私はというと数日前に一度荷造りを始めて以来何も進んでいません!が、ルームメイトが私より数日先に経つ予定なので、その数日で一気に片付けたいところです。。

2010年5月12日水曜日

レッスン

今日は今年度最後の作曲のレッスンでした。

集大成とまではいかなくてもちゃんと準備して行きたかったのですが、結局今回も時間配分があまりうまく行かず、直前まで図書館で焦っていました。

ともあれ、時間が差し迫っている中で優先順位をつけなおしてなんとかレッスンに持って行きました。

「やり方によってはもっとできたはず。」との思いは残りますが、今日持っていったことでアドバイスをもらえたので、少なくともレッスンの時間を無駄にせずに済んでほっとしています。

今日が最後のレッスンということで一年間の感謝をこめて、先生に今年度私がコンポーザーコンサートで演奏してもらった三曲の音源をまとめたCDを贈りました。

2010年5月11日火曜日

Ear Training

今日は今年最後のEar Training の授業がありました。

宿題は視唱と移調。

移調はクレフを使って読むのですが、それだけでは心もとないので原調で何回も弾いて転調や和声進行を見て、ともかくかなり準備して行きました。でも授業ではみんなそこまで時間をかけていないのによくできています。どうやっているのでしょう。(聞けばいいんですが…)

ともあれ、今日は先生が優しくていつもの半分の時間で授業が終わりました。いつもなら1人1ラインずつ歌ってから最後に全員で通して歌って終わり、という視唱もはじめからみんなで歌って終わりでした。

「良い夏休みを。」

何回も冷や汗をかいてやってきたこの授業も、いつの間にか終わってしまったんだなと思うと少し寂しかったです。

2010年5月10日月曜日

最終週

授業は17日までなのですが、その日は1クラスのみなので実質は今週がセメスターの最終週です。

今週のメニューはといいますと、いくつかのfinal examと最後のレッスン、引っ越し準備、そしてコーラスのリハーサルです。

やることが重なる時はいつも「こなしきれない!」ととりあえず焦るのですが、それらを書きだしてみると実は思っているほど多くなかったりします。

目下のところは最後のレッスンに向かって頑張ります。

2010年5月9日日曜日

大掃除パーティー

どうなることかと思った「大掃除パーティー」ですが、それなりにはかどりました!

個人差はありますが、それなりにみんなスイートの現状復帰に貢献したと思います。一番気になっていたフロアも2,3人で磨けばそれなりにきれいになって、キッチンもレンジの中もバスルームも「そういえば入寮した頃はこんなだったよねぇ」というかんじになりました。

家具の破損はもちろん、汚れたままだとお掃除代をチャージされるというので焦って企画したわけですが、掃除しているとやはり約一年過ごした部屋に感謝をこめてきれいにしたいという気持ちがわいてきたところは日本人だなぁと思いました。

ちなみに掃除をしながら、あんまり掃除慣れしてないだろうなーと思うスイートメイトにさりげなく「家にいた時は大掃除とかしてたの?」(あるいは単刀直入に)と聞いてみると、家政婦さんが来てきれいにしていたそうです。

それでやっと納得しました。というのも、放置された食器や冷蔵庫に空になったブリタが戻されているのなどを見ては「このまま何が起こることを期待しているんだろう。」とむしろ不思議に思っていたのですが、実家では家政婦さんによって自動的に片づけられていたのですね。そういうことなら、彼女なりにここに来て自分でよくやっていたんだろうと思います。

床を磨いたり、ごみ箱の中も拭くというと「そこまでしないといけないの??」と驚いていて、この上「来た時よりも美しく」なんていう日本文化を紹介するともっとびっくりするんだろうなと思いつつ、長くなりそうなのでやめておきました。

ところで掃除をしていて、共用で使っていたものなどを片づけたりしていると少し寂しくなりました。お互い何かしらがまんしながら必要最小限の交流しかしてこなかったのに…。別れというのはやっぱり何にせよちょっと切ないものですね。

2010年5月8日土曜日

風の強い日

今日は風の強い日でした。

本当に街中を風が吹き荒れていて、風に飛ばされたおじさんの帽子をとってあげようと若者が横断歩道に出たところ、タクシーがあわや接触しそうになるというはらはらするような光景も見られました。

今日はスイートメイトたちが大掛かりな箱詰め祭りをしていて、一日留守にしてから帰ってきてみるとルームメイトは大体荷づくりができたそうです。good job。

2010年5月7日金曜日

荷造りはじめ

今日はルームメイトがオペラを観に行くと言っていたので、これはチャンスと思って荷物を収納している抽斗という抽斗(8個中4個)を開けて箱詰め祭りをしていると、途中でルームメイトが帰ってきてしまいました。

「オペラ観に行ったと思った。」というと、「すごく良かったよー。」と言いつつAct1とAct2の間の休憩中に帰ってきたそうです。オペラは最後まで観ようよ…(二重の意味で)。

ともかく、寮の退出期限が迫ってきていて(5/18)、廊下やエレベーターにも「早めに荷造りをはじめよう!」「チェックアウトの詳細」等のポスターがたくさん貼られていて焦ります。というのも、自分の部屋と荷物はなんとかするとして、荒んだ共用スペースを元の状態に戻せる自信がありません…(汚れたままだと罰金をとられるそうで)。そしてこのままでは何人かのスイートメイトは自分の荷物だけまとめて国に帰ってしまいかねないと危惧して、今朝「そうじパーティーをしよう!」なるポスターを共用スペースに書き置いて出かけました。一応みんな読んでくれたみたいで、明後日開催する予定になりました。

それから今日は、New Schoolから「ストレートマスターではない(一度学校を離れてから再び学業を再開した)学生」を対象にしたコミュニティー(Chapterと呼ばれています)のメンバーに選ばれたので、その表彰式にも行ってきました(ビュッフェスタイルで食べ物が出るというのに惹かれて…)。結局期待したビュッフェもそんなに豪華ではなくて、Chapterが何なのかも納得しきれなかったのですが、普段話したことのないNew Schoolのスタッフの人と話せたりして、「普段より英語をしゃべった!」という充実感がありました。

ともあれ、少し箱詰めをしている感じではどうやら意外に物が増えています。ともかく、箱を手に入れて詰めながら物を減らして、できるだけコンパクトに引っ越したいです。

2010年5月6日木曜日

マネスオペラ

今日は、マネスに来たからにはぜひ観たいと思っていたマネスオペラのコシファントゥッテを観に行って来ました。

ともかく完璧にすばらしかったです。

キャストの半分近くは知り合いで、学校のラウンジで会ったら普通に話をしたりするのに、今日舞台で歌っているのをみると本当に同じ学校に通っているとは思えない位すごかったです。もはや「歌う」=「すばらしい声」で、美しくない声で歌うことはできないんだろうというぐらい安定しています。

6人のキャストのアンサンブルを聴いていると、声のバライエティーがあって、かつ調和していて、共鳴することで膨らんで、声のオーケストラだなと思いました。

劇場も装置も衣装も指導陣もプロで、オペラ自体の質が高くて学生15ドルでこれだけのオペラを観られたのも感激です。

ところで、今回知り合いが演じているというのであらためて思ったのですが、普段のその人の印象から「この人はこんな表情もするんだ!」と驚きました。

舞台では誰もが共感できるような日常的な喜怒哀楽を切り出して、しかし日常ではありえないぐらい強調して提示します。その結果、普段はなかなか見ない、人が感情をむき出しにした姿(それがコントロールされたものであっても)をそこで見るのですが、それが美しいと思いました。

日常生活でみんなが感情をむき出しにしていたら社会が成り立たないので、社会的に振舞うために、相手が受け取りやすいように感情に外行きの服を着せて外に出しているのだと思います。人間の素直な感情というのは美しいものだなといい舞台を観る度に思います。

2010年5月5日水曜日

マネスオーケストラ

今日はマネスオーケストラのコンサートでした。学校の小さなコンサートホールに、オーケストラとお客さんがひしめき合っての演奏会でした。

先週からオーケストラを書き始めたのも、実はというと来年のこのコンサートで演奏してもらえるチャンスに挑戦するためなので、私にとっても大きなコンサートでした。

それぞ約10分の曲で多少編成は違うものの、オーケストラには本当にいろんなことを描ける可能性があるんだなと思いました。

今までは、「オーケストラ」というだけで手が届かないぐらいに思っていましたが、少しずつスコアを見るようになって、オーケストラを聴く機会が増えて、オーケストラもいろんな音楽の編成のひとつなんだなと思えるようになってきました。(それと書けるのはまだ別ですが・・・)

ムストさんのピアノは本当に素晴らしくて、友達の曲も演奏されて、お客さんも多くて良かったです。

2010年5月4日火曜日

下校前

コンサートを聴いてから学校のコンピューターラボで楽譜を印刷しようと思っていたらしまっていてショックでした。あと5分で学校を出なければなりませんが、ちょっと書きます。

作曲のレッスンは相変わらず毎週必死ですが、それでもセメスターも終わりに近づいて、自分の関わるコンサートもコーラスの一つのみになって、引っ越しや手続きはあるものの今は落ち着いている時期なんだとふと気付きました。

そうすると、あらためてどこからかやる気が出てくるような気がします。お天気もいいのもあるかもしれません。せっかくアメリカにきて、こんなにチャンスをもらっているのだからやっぱり自分自身変わりたいなと思います。

おっと、もうほんとに出ないといけません・・・。ではおやすみなさい。

2010年5月3日月曜日

ピアノコンチェルト

明後日マネスオーケストラが、コンペで選ばれた学生2人、先生3人のオーケストラ曲を演奏するコンサートがあります。

そのオケのリハを授業の合間に見に行ってきたのですが、ちょうどComposer in Residence のジョン・ムストさんのピアノコンチェルトの時間でした。ムストさんがピアノを弾いていて、隅の方で目立たないように聴いていると、なんとご厚意でそばでスコアを見ながら聴かせてもらうことができました。

ともかく、作曲家としてもピアニストとしても圧倒的で感激しました。今の自分の発想の仕方とは違う次元で作曲しているようで、また自分がいかに限られた語彙の中で作曲しているのかと思いました。

その距離を考えると気が遠くなるほど雲の上の人ですが、100年かかってあんな作曲家になれたらと秘かに目標です。

2010年5月2日日曜日

コーラスリハーサル

今日はコーラスのリハーサルでした。

歌っていて、やっぱり自分はハーモニーが好きだなぁと思いました。

半音違うだけでも違うハーモニーになって、1オクターブ違うだけでも響きが変わる。それをコーラスではとても実感できます。そして、きれいなハーモニーが成立するのは大変なことなのだということも…。

コンサートで歌うどの曲にも特に好きな部分があって、そこのハーモニーがきれいにできた時、自分がその一部分になっているのが楽しいです。そして自分の曲をみんなが丁寧に歌ってくれているのを見ては「かたじけない。」と思います。

6曲の新曲を含む8曲もの曲を仕上げてくれている指揮者の友達に本当に感謝しつつ、がんばって歌いたいです。

2010年5月1日土曜日

羊羹を切ると、断面ができる。
それなら、その断面を集めれば羊羹ができるのか?

時間もまた、写真として瞬間を切り取ることはできるけれども、それはいったい何秒間のことを指すのか。

断面というものが前後に属さず存在することはできないし、またそれを切片として切り出すならば単位がなければ測れない。それなら瞬間とはいったいどういう長さなのか。

大学受験の試験問題か何かで読んだ随筆で出典を忘れてしまったのですが、昨日友達と音楽と時間について話していて思い出しました。

ところで個人的に時間については、もしも何も変化しないならばその存在を証明することはできないと思うので、それ自体は変化する主体に内在するものだと思います。生き物なら老いるということで・・・。

そう考えると、拍子があって時間軸上に存在するという点で音楽は時間を計るひとつの方法だと思います。ただ時計よりももっと感覚的で、それを聴いているときは唯一自分が自分以外の人と同じ時間を共有しているのだと実感できる気がします。

そういう意味でも、音楽は「なぜ、そしてどこに向かって生きるのか」と考えたりする人間の孤独に対する救いでもあるように思います。

今日はとても暑い日でした。

金曜日

今の一週間の山場はレッスンのある水曜日なのですが、その山場にむかって宿題を放置してしまうことの多い木曜日もまたはらはらどきどきです。そういうわけで授業がDictationのみの金曜日は朝からわりとリラックスしています。

今日はカンバセーションパートナーとのミーティングが2つともキャンセルになったのと、お天気がよくぽかぽかした陽気だったのと、友達とご飯を食べにいったりしてびっくりするぐらいリラックスしました。今週はオーケストラを書き始めるために週末はできるだけどこかにこもってとりくむ予定です。

コーラスのリハーサルもだんだん曲の演奏が仕上がりつつあって楽しみです。