2009年10月30日金曜日

ユニクロ

今日はNYに一店だけあるユニクロに行きました。その三軒隣にはH&Mがありました…。ともかくジーンズやら買いました。

すそ上げはしてもらえるものだろうかと様子をうかがってみると、日本と同じように安全ピンでとめてくれました。いつできるんだろうと思ってレジに行くと、「日曜日の5時以降に取りに来て。」と言われました。今日金曜日ですがそれだけかかるってことは、週末にまとめて縫うって感じでしょうか…。と思いつつともかく少し服を買えてほっとしました。

夕方は初めてカーネギーホールに行って、Hong Kong Chinese Orchestraを聴きました。入場するときにでんでん太鼓をひとつずつもらって、それを使って最後の曲でオーケストラと観客が共演するところがあり楽しかったです。5階の席だったのですが、会場中の観客がでんでん太鼓を鳴らした時はなかなか壮観でした。ちなみにカーネギーホールの舞台は白っぽかったですが(勝手に京都のバロックザールのような木目調?のイメージでした)、座席と案内してくれる人達のジャケットは真赤でした。

写真は夜のコロンバスサークル(カーネギーホールの近く)の噴水です。

2009年10月29日木曜日

CF

今日はとても感激することがありました。

大学のCF(コンポジションフォーラム)の授業で、希望すればプロの作曲家に一回だけレッスンを受けられるかもしれないという機会があったので、100年早いと思いながらもメールを送ってみると今日会ってもらえることになりました。

作曲の勉強もまだまだで英語も満足に話せないのに、一回きりのレッスンが成り立つんだろうか、せっかく時間をもらうのに申し訳ないと思いながらも、いくつか楽譜を持って自宅に伺ってきました。

以前に送った作品にも目を通して下さっていて、その場で即興演奏も聴いて下さいました。「もっともっと色んな音楽を聴くといい。いい耳を持っているから、たくさんの音楽を聴けばきっと自分の望む音楽をつかまえられるよ。」と言ってもらって、忘れられない日になりました。

2009年10月28日水曜日

アンサンブル

今日は友人が用事があるというので時間を交代し、早朝にレッスンを受けてきました。先々週からピアノトリオに取り組んでいます。

レッスンを終えてロビーに座っていると、ホールからピアノトリオが聴こえてきました。朝からコンサートがあったっけ?と思い掲示を見ると、「マスタークラス(学内外の先生による公開レッスン)」でした。

次の授業まで20分くらいしかなかったのですが、見学自由ということだったので立ち寄りました。

曲目はブラームスのPiano Trio No. 1 in B major, Op. 8の一楽章で、一回目の演奏を終えてもうレッスンに入っていましたが、とぎれとぎれに演奏されるそれを聴いていてとても素敵だなと思いました。

曲がりなりにも音楽を学ぼうとしているからには、音楽に対してただ享受するだけでなく、作る側として責任をもって批判的に見られるようにならねばと感じています。

ただ、今日ブラームスを聴いていて無責任に感じたことは、アンサンブルを演奏している人たちがまるでその瞬間音楽に魂を預けているようだということでした。

今まさにその音楽を生み出しているのは彼らですが、また同時に彼らもその音楽の流れの中にいて、そしてその流れの中では彼ら自身の人生に対してではなく、音楽そのものに自分を捧げているように感じました。そのことがとても崇高に思えて、演奏及び何かを演じる人にはとても惹かれます。

2009年10月27日火曜日

テンペスト

最近Ear Trainingの授業の最後に「This week's question.」というコーナーが増えたようです(初めは授業で歌った曲の出典を聞かれていたと思うのですが、最近は関係ない教養問題です…)。

今週の問題は「テンペストを書いたのは誰か?」

ベートーベン…?

「それも正解だけど、正解はシェイクスピアだ。じゃあシェイクスピアの書いた戯曲のタイトルを挙げなさい。」

えー、ロミオとジュリエット…。

もうちょっといくつかは知っているつもりだったのですが、ぱっと出てきませんでした(さらに、もし思い出しても英語でタイトルを言えたかどうか…)。

まったく授業とは関係ないものの、これは教養だろうなーと思って帰ってウィキペディアで調べてみました。

テンペストは喜劇なんですね。そして悲劇だけでもこれだけあるんだなと…。

タイタス・アンドロニカス(Titus Andronicus、1593 - 94年)
ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet、1595 - 96年)
ジュリアス・シーザー(Julius Caesar、1599年)
ハムレット(Hamlet、1600 - 01年)
トロイラスとクレシダ(Troilus and Cressida、1601 - 02年)P
オセロー(Othello、1604年)
リア王(King Lear、1605年)
マクベス(Macbeth、1606年)
アントニーとクレオパトラ(Antony and Cleopatra、1606年 - 1607年)
コリオレイナス(Coriolanus、1607年 - 1608年)
アテネのタイモン(Timon of Athens、1607年 - 1608年)

ちなみにシェイクスピアの綴りもあやしかったので…。

Shakespeare

2009年10月26日月曜日

今日も





学校を出て、隣にある高校の方を向いた風景です。気をつけて見てみると、結構いろんな木があるようです。

ところで、今そういうキャンペーン中なのかわかりませんが、今日も電車で人に話しかけられました。

考え事をしていると、向かいに座ったおばさんが何やら私に向かって話しています。いきなりだったので全然文脈がわかりませんし、ぜんぜん聞き取れません。そして手には明らかに中国語で「~薬局」と書かれた買い物袋。

さては中国人と思って話しかけられているのかなと思い、ともかく3回ぐらい「わかりません。」という気持ちを表すべく、首を傾げまくってみたのですがなかなかあきらめてくれません(こういうときは「中国語話さない?」と切り上げてくれればいいのに…)。おずおずと「日本人です。」「わかりません。」と言ってみましたが、ともかく何となくようやく流してくれました。

しかし見ていると、そのおばさんは隣のアメリカ人にも同じように話しかけています。そして…通じてる!

おばさんは中国語を話していたのではなかったのです。なまりのある英語で「チャイナタウン!」と連呼していたのが中国語だと思いこんでしまっていたようです。要するに、チャイナタウンに行きたいが、まだ降りなくてもいいか?と聞いていたようです。調べてきてから乗って下さい…。

それにしても、両サイドに座っていたアメリカ人2人ともに通じていたようで「大丈夫、まだよ。」みたいなことを言っていました。

先入観はだめですね。

2009年10月25日日曜日

ハロウィーン一週間前


紅葉にまったく注意を払っていなかったのですが、今は一応秋なのだろうなとふと思いました…。

来週がハロウィーンなので、お店というお店はみんなかぼちゃその他ハロウィーングッズをショーウィンドウに飾っています。

スーパーではスイカサイズのオレンジの南瓜が山積みです。買ってどうするのだろうと思っていましたが、多分顔を彫って飾るのだろうと今は思っています。

明日が音楽史のテストがあり、非常に焦っております(汗)

2009年10月24日土曜日

お勧め

昨日の続きの様ですが、今日も思いがけず見知らぬ人に話しかけられました。

寮の近くに100円均一ならぬ99セントショップがあり、1ドル前後の生活用品を取り扱っています。そこでモップを探していると、近くにいたおばさんにいきなり「どっちの色がいいと思う?」とピンクとブルーのタッパーを差し出されました。

そんな、一緒に買いに来た友達に聞くみたいに聞かれても…。

昨日のことがあったので、しっかり答えようと"In my opinion...,と話し始めましたが、これはもしかしてエッセイなどで使うようなわりと畏まった表現ではなかったろうか…。

「わたくしの意見と致しましては…」と言っていたとしたら(あんなに気軽に聞かれたのに)、それも恥ずかしいな~と思いました。

とりあえずブルーをお勧めしておきました。

2009年10月23日金曜日

英語など

毎日昼食はサンドイッチを作って持っていっているのですが、今日は昨日買ったばかりのピクルスを入れてみるといい具合だったのでお昼は機嫌がよかったです。

それまではきゅうりを入れていたのですがこちらのキュウリはズッキーニサイズで、かつ当たりはずれ(種が大きすぎて妙に酸っぱかったり、古くなっていたり…)があったので最近は入れていませんでした。しばらくピクルスでもちそうです。

ところで今日は駅で旅行者らしき人に電車について聞かれて、頭の中で言おうとしていることを組み立てるのに時間がかかっているとまだ答え終わっていないのに「英語しゃべらないの?」と聞かれて、むっとして「I speak English.」と言ってなんとか適当に答えました。ありがとうも言われず、そばにいると余計むかむかしそうだったので離れました。

留学のことを考えずに日本にいた時に英語で話しかけられたら「I can't speak English well.」と答えていただろうと思いながら、今はそう答えているのが自分でもなんだか滑稽でした。

2か月ここに住んで学校に通って、できないなりになんとか英語で勉強しようとしているのに、旅行者にそんな風に言われて、やっぱり客観的に見るとそれだけ喋れていないんだなというのを感じてちょっと気持ちがざわつきました。

とはいえ、今日は初めてピアニストに伴奏をしてもらって、作曲者の先生も立ち会って下さってのオペラの練習があり、なかなか期待が高まってきました。曲を歌っていて、曲自体に対して、指揮者の指導、伴奏ピアニストの演奏や話し合われることについても今の自分からはとても遠いところにあるように感じてなんとも言えない気持も感じましたが…。

いずれにしても、「なんで勉強するのか考えているうちに、1問解ける。」とよく受験勉強で言われるように、凹んでいる暇に少しでも前に進まねばと思います。

2009年10月22日木曜日

予防接種

今日は、大学でインフルエンザの予防接種を受けてきました。

任意ですが15ドルで受けられ、受けた人の中から抽選で何人かにはアイポッドが当たるとか…。それはともかく、大学側としても流行を防ぐために接種を受けることを奨励しているようです。ちなみに新型ではなく従来型(?)です。

今日などは本当に秋にもどったようで、ダウンのジャケットでは暑いくらいでした。

2009年10月21日水曜日

スイートミーティング

今日は寮に入ってから始めて、スイートメイト全員でMTをしました。

日に日に共有スペースが無法地帯になるのを恐れて数人で企画し、どうなることかと思いながら望みましたが、それなりに話し合いがまとまってほっとしています。掃除当番や、備品調達係が決まりました。ちなみに私は会計係になりました。ほとんどのメンバーはそれなりにいつかなんとかしなくてはと思っていたようで話が早かったです。

今日は授業3つとレッスン、その後オペラのコーラスの練習、そして帰ってMTだったのでなかなか長い一日のようでしたが、ここからまた一週間がんばりたいと思います。

2009年10月20日火曜日

楽器

今日はまた少し寒さが後退し、秋のような(もはや秋という季節があったのかどうかも思い出せないぐらいですが…)空気がもどりました。しばらくこのままでいてくれるといいのですが、今年の冬は寒くなるとの噂です。

今日はESLのカンバセーションのクラスで、自分の専攻している楽器の演奏の仕方をプレゼンするという活動がありました。私は来週することにになりましたが、何人かのプレゼンを聴いてとても興味深かったです。演奏者がその楽器をどうやって演奏しているのか、とてもベーシックなところから目の前で説明してくれるとなるほどと思うことばかりでした。

普段学校で出会う人に自己紹介で聞く質問ベスト3に「楽器(専攻)は何?」というのがあります。聞くと「なるほどね~」と思うのですが、さらにその人の口から楽器について、またどういうことに心がけて日々練習しているのかなどあらためて詳しく聞いたことはなかったなと思いました。

2009年10月19日月曜日

Midterm

気がつけばもう学期の半ばに差し掛かっているようで、今日来週Midterm Testのある授業があることに気づいて(授業の中でアナウンスがあったようですが、聴き流していたのを友達から聞いて知りました…)慌てているところです。

今日は帰りがやや遅くなったのですがスーパーで小さなトマトソースの缶詰を買ってみて、思いっきりトマトソース(を使った)パスタを作って食べました。トマトの味が食べたい気分だったので満足です。

2009年10月18日日曜日

調性音楽

おかげ様で、今日でNYに来て2か月が経ちました。
今日は休養すべく、結局一度も外に出ず部屋の掃除をしたり細々と色々片付けているうちに日が暮れました。

最近は調性音楽と無調の音楽の間にあるステップをどうやって越えていくのか、そして最終的に自分はどういう音楽を書きたいのかということを考えています。

自分は調性音楽が好きだと思ってきたのですが、それすらもちゃんと勉強して書いたことがないという思いがあり、無調の曲はまだまだ遠いと思っていました。調性音楽と無調の音楽の間には大きな溝があるように思えるのに、つまり学校で習う理論の基礎は調性音楽で、演奏会で演奏されるプログラムもその多くが調性音楽の名作であるのに、現代の作曲家たちはどうやってそれを超えて自分の曲を書いているのか。

こちらに来てアメリカの現役の作曲家が書いた、調性音楽でもなくかつ素敵だなと思う曲をいくつか聴くとその思いは強まりました。

昨日は理論専攻の友達にその疑問を打ち明けてみて、ようやく具体的な形で少し客観的に自分を見ることができました、どういうことを勉強していけばいいか、いろいろとヒントをもらいました。

夢はミュージカルの音楽を書くことなので、結局は調性のある音楽を書きたいと思うのではと思うのですが、今ここにいられることに感謝して、ともかくできる限り勉強をしたいと思います。

オペラ

今日は夜、学校のコンサートホールでマネス大の先生の作曲したオペラを観てきました。オーケストラが30人以上というかなり大きな編成で、中にはつい数日前オーケストラのコンサートに出ていた学生が何人かこちらにも出ていてすごいなと思いました。

今日はその他いろいろと作曲の勉強について考えることがあり、考えをまとめておきたかったのですが結構帰りが遅くなったのでまたいずれゆっくり書かせてもらいたいと思います。

2009年10月16日金曜日

ピアノクラス

今日は前に休みだった分の振替で、ピアノクラスがありました。

普段は前半はそれぞれが練習している曲を聴いてもらってディスカッションしながら指導を受け、後半はみんなでキーボードハーモニー、というグループレッスンです。

しかし、今日は振替だったので個人で見てもらい(以前ティーパーティーに招待して頂いた先生です)、 バッハのプレリュードを指導してもらって感銘を受けました。

1ページほどの曲で、装飾音以外には音を弾くだけならそれほど苦労を感じなかったのですが、自分で弾いていてそれ以上のことが考えられずにいました。

「音は全部あっているから、次は音楽を弾いてみなさい。」
「それは音楽家の弾き方ではない。作曲家の弾き方ではないわ。」
「あなた個人が感じるままに弾いてみなさい。」

と先生の言われることをなんとかピアノで弾こうとするのですが、「感じるままに」「音楽的に」弾くということの具体的なイメージが出来ませんでした。

ところが、先生の指摘でよく楽譜を見てみると、その箇所は和音が分散されていたのですが最後の音は「導音」でした。

つまり、その箇所は小節自体がドミナントになっていて、次の小節でトニックにもどるという音楽にとって重要な「解決」の場面であったので、演奏においても自ずからテンポであったり音の重みであったり、聴く人にとっても「解決」として感じられるように音が扱われるべきだと、それが音楽として感じるということだ、と教わりました。

そのようにその先も見ていくと、楽譜のどの小節にも音にも音楽的な根拠があり、無駄な所がないとわかりました。楽譜(music)には本当に音楽が詰まっているんだなと思いました。

音楽を学んできた中で、当然知っているべきだったことを理解しないままに今ここにいるのが恥ずかしく思う面もありますが、また同時に今までぼんやりと「音楽とは何か」と手立てもなく考えていたことの仕組みを知ることができそうだと思うと嬉しくもあります。

ともかく、勉強しなければと思います。

2009年10月15日木曜日

マネスオーケストラ

今日は小雨が降り続くお天気で、最近では一番寒い日でした。吐いた息がついに白くなりました…。

そして、今日はマネス大のオーケストラのコンサートを聴きにAlice Tully Hallに行ってきました。入場すると、このホールで開催される他のコンサートと同じようにプレイビルが用意されていて、またお客さんも学校関係者だけでなくかなり大勢で、恒例のコンサートになっているんだなと思いました。

曲目は
ヴォーン・ウィリアムスの ”Fantasia on a Theme by Thomas Tallis”
ドビュッシーの ”Nocturnes”
ブラームスの ”Symphony No.4 in E minor, Op.98”
でした。

曲目からもストリングスの音色が際立ったのですが、ともかく豊かで、その他それぞれの楽器のソロもとてもよかったです。

今朝一緒に授業を普通に受けていた人が、ステージで演奏しているのを聴きながらなんとも言えませんでした。もちろんそれぞれ家族が聴きにきていたりはするのですが、私にとってはとても大きな本番に思える個々の演奏会が、彼らにとっては日常の延長線上にあるようで。

こんなことに驚いたり感慨を抱いたりしているようではだめだと思いながら、自分も何か形にしたいと思いました。

2009年10月14日水曜日

メロディー

今日はレッスンでした。
今週から新しい曲に取り組んでいます。

「和声のないメロディーはあり得るけれど、メロディーのない和声は考えられない。」

和声とメロディーは同時に成立するものだと思っていたのですが、どうやら自分はかなり和声に依存していたのだと気が付きました。

今週の課題は再び「メロディーを作る」です。

2009年10月13日火曜日

郵便

今日は荷物の発送でばたばたしました。

日本の奨学金に応募するべく準備していた書類がようやくそろったので、今月の締め切りに間に合わせるべくどうしても今日出してしまいたかったもので…。

書類を所定部数コピーして郵送しなければならないのですが、図書館でミスコピーをすること約1ドル。

郵便局で国際郵便用の箱を貰うべく窓口に並ぶこと15分(寮の近くにある古い郵便局なのですが、たくさんある窓口のうちいつも3.4個しか開いていなくて、混んでいるのになぜか雰囲気は閑散としています)。

帰って書類の順番をそろえて梱包してから再び郵便局に向かい、窓口に並ぶこと15分。

並びながらプラクティスセンターの予約の時間が迫ってきて、おまけに部屋の鍵とメトロカード(地下鉄のカード)を寮に忘れたことに気づき、荷物を出せた後上の空で入口に向かうとなんだか閑散とした郵便局に「ミス!ミス!」という呼び声が響いていました。…あ、もしかして私をお呼びでしょうか…?レシートにサインをし忘れてしまったようです。しかし、ともかく慌てて窓口に戻ったもので、サインとはじめ気付かずにそのレシートすらもらって帰ろうとした始末です。ほんとに…。

もうちょっと何事にも落ち着いて対処できるようになりたいものですが、ともかく荷物が出せたのでほっとしました。

2009年10月12日月曜日

風邪予防

今日は少し風邪っぽく、りんごを食べたり少し昼寝をしたりしました。

こちらではレストランに行っても(ほとんど行きませぬが…)、おしぼりが出てきたことはありません。しかし学校の施設等にはよく「サニタイザー」(手を清潔にするための消毒液の出る機械?)が設置されているのを見ます。風邪予防の意識が高いのか、ちょっと違った形なのか…。個人的にはやっぱりおしぼりの方がさっぱりして好きだなと思います。

迎え

夕食を食べ終わってほっとしていると、今日カナダから帰ってくる予定のスイートメイトからルームメイトに電話がありました。

荷物が多くて一人で運べないので42nd Streetまで迎えに来てほしいと…。もうかなり夜も更けてますが、今からあの繁華街に行くの…?タクシーなど使って帰ってきてはもらえまいか…。とよっぽど思いましたが、ルームメイトを一人で行かせるわけにもいかず出かけました。

その後、言語や通信の問題で大いに行き違い、機嫌が悪くなりがちでしたが最終的には地下鉄の駅で会えて和解(?)できたのでよかったです。

週末があっという間に終わってしまいました…。

2009年10月10日土曜日

英語とサッカー

今日は空が青くて高かったです。
プラクティスセンターの帰りに地下鉄に乗ろうとしたら、メンテナンスのために付近の5.6駅には今日は電車が止まらないとの張り紙があって地下に降りることすらできませんでした。毎週末このような感じで、地下鉄は何かしらメンテナンスのために停まる電車が変わったり、普段停まる駅に止まらなかったりします。いつか、設備が万全になる日がくるのでしょうか…。

そういうわけで、バスに乗ればいいものの今日はやけにたくさん歩いてしまいましたが、お天気がよかったのでそんなに悪い気はしませんでした。

ところで、英語が喋れない時には大学時代に部活でサッカーを始めた時の事を思い出します(サッカーは大学から始めて、約3年で引退したのであまり上達しないままでしたが、何かにつけてそこでの経験を思い出します)。

練習の中で、ドリブルやフェイントを練習することがありました。何でも形から入るのが好きなのでその練習は好きだったのですが、試合の中で相手を前に実際にできたことはほとんどなく、結局何のアイディアもなく相手に対峙してボールを取られてしまうことがしばしばでした。練習の中で動作自体はできるようになっても、試合中に瞬時に状況判断をしてうまくできるまでには随分大きなステップがあるように思いました。

英語でも、文章を書く時には気持ちにも時間にも余裕があり見直すこともできるので、知っている単語や文法は使うことができるように思います。しかし、会話の中では相手を「待たせてはいけない」とか、「ものすごく片言になっている」と焦ったりで、後になってこう言えばよかったのに何で思いつかなかったのだろうと思うことがしばしばです。
もっと積極的に人に話しかけて喋る機会を見つけないと、と思います…。

エンパイアステイト

今日はConversation Partnerとのミーティングの日で、話していて、「エンパイアステイト(Empire State)」というのがニューヨークのニックネームだということを初めて知りました(単にビルの名前だと思っていました…)。「ビッグアップル」もニックネームだそうですが、エンパイアの方が公式なニックネームらしいです。平気で知らないことが多いです(汗

夕方はオペラの合唱の練習に行きました。歌科の皆さんの間で歌わせてもらってつくづく人の声とは美しいものだなと思いました。オペラは11月中旬の本番に向けて、パートでの練習から合唱の練習に入りました。キャストやオケと合わせるのが楽しみです。

2009年10月9日金曜日

図書館

今日は授業が終わった後4時間位図書館にこもって宿題などしました。時折あまりの眠気に、もうだめだー、と思うのですが、それさえ過ぎ去ってしまえば何とか持ちこたえられました(何に…?)。

マネス大の裏側は学校(高校か中学)で、図書館の窓からは校庭の賑わいが聞こえてきます。窓から風と共に入ってくるそれを聞くのはなんだかほっとして好きです。

今日こそは早く寝ようと思いつつ、最近寝るのが遅くなりがちです…。

2009年10月8日木曜日

弦楽四重奏曲

今日はレッスンで、ついに7月から取り組んできた弦楽四重奏曲が一旦仕上がりました。

弦楽四重奏曲とは言っても4楽章を備えているわけではなく、単一の6分ほどの曲です。それでも書くのは自分なりに必死でした。

いかに主体的に古典の勉強をしてこなかったか、そしていかに自分の気分や限られた視野の中だけで曲を作ろうとしていたかを実感しました。この一曲を書く間に果たしてそのうちどれだけのことが勉強できたのか。むしろ書き進めることに必死でまたしても通り過ぎてしまったとも感じています。

それでも、次に書く曲は「古典のルールに捉われ過ぎず自由な発想からスタートするように。」とアドバイスをもらいました。

今は「音楽の基本的な勉強を積み重ねながら、本当に自分の書きたい音楽を見つけてそれが書けるようになる。」というのが目標です。

2009年10月6日火曜日

ライトアップ

近頃のエンパイアステートビルです。

どういう日にどういういわれがあってそうなるのか分かりませんが、時々カラフルなライトアップがなされます(この他に青、赤・黄、オレンジ等)。下の白っぽい光がいつものライトアップです(写真はちょっとぶれていますが…)。

でもこれが一番好きです。


今日は朝電車でEar Trainingのソルフェージュのイメトレをしているつもりだったのですがどうにもうとうとしてしまい、気がついたらひと駅乗り過ごしていました…。

2009年10月5日月曜日

銀行

昨日一週間分の洗濯をしようとランドリールームに行くと、「使えません!」と書かれたテープが貼りめぐらされていて、洗濯機がすべて使用不可になっていました…。それが今日は復帰したそうなので、ともかく洗わなければ気が済まず洗濯したものの乾燥が足りず(時間を追加すればよかったのですが混んでいたもので…)、今はロフトベッドの周囲が自然乾燥中の洗濯物で包囲されています。その中から書いております。

前置きが長くなりましたが、今日はついに銀行口座を開きました。

開くべきか、開かざるべきか迷いながら先延ばしにしていたのですが、何かと口座を持っていないと小切手が使えないなど不便かとついに開く事にしました。

幸いにも既に同じ銀行に口座を持っている友達が一緒に来てくれたので、何と今日行って今日中に開けました(当たり前かもしれませんが、思っていた以上にスムーズだったもので…)。

懸案が一つ解決して感謝です。

2009年10月4日日曜日

Usher job

今日は初めてコンサートアッシャーの仕事をしてきました。

今日組ませてもらったのが、2年生の日本人の友達だったので色々丁寧に教えてもらえてとてもラッキーでした。

アッシャーには、バックステージで入場・退場のドアの開け閉めと客席のライトの管理をする役割と、フロントドアの前で演奏中にお客さんが入ってこないように対応する役割があり、今日は意外にもバックステージを担当させてもらいました。色々聞ける今日やっておかないと、ライトのどれをつけるかなど英語で聞いて理解できる自信もなかったので…。

今日の演奏会はハイドンのピアノソナタで、この間聴きに行った「The Mendelssohn Salon 2009 Yearlong Festival 」の2回目でした。ところでこの前書いた時にはやはりよくわかっていなかったのですが、メンデルソンサロンという名前ながらこの一連のコンサートの中にはむしろハイドンのソナタが多くのプログラムを占めるようです。(無言歌はあの一晩だけだったようです)そういうわけで今日は8曲のソナタが演奏されました。

舞台には袖がなく、入場は舞台左手奥のドアからなので、バックステージからそのドアの開け閉めをします。ドアにはマンションのドアなどと同じような感じの覗き穴(?)がついていて舞台の様子がうかがえるのですが、それが取り付けられている位置が高いのでつま先立ちしないと見えませんでした。今日の失敗は前半拍手が鳴りやまなかった時に、それがお客さんが演奏者を呼んでいるのだと気付かずに次の演奏者を送り出してしまったことです。この前の演奏会ではそういう状況はなかったので準備はなかったのですが…。なんで拍手がなりやまないんだろうと思っている間に気づくべきでした…。後で聞くと、それもそんなによくあることではなく、今日はみんな上手だったからじゃないか、ということでした。時に演奏を控えて待っている演奏者たちよりあたふたしてしまってこれじゃいけないと思いましたが、ともかくなんとか初仕事を終えられたようでほっとしました。

2009年10月3日土曜日

Tea Party

今日は、Piano classの先生がfreshman(一年生)をティーパーティーに招待して下さっていたので、East sideにあるアパートに伺って来ました。そのため今日は初めてバスに乗り、セントラルパークを抜けました。(バスは乗り方も降り方もよくわからないので、できるだけ乗るまいとしていました…。)

普段はwest sideばかりを行き来しているので、East sideに来てみると雰囲気が違って、京都にもこんな雰囲気のところがあったなとふと思いました。

先生のお部屋はとても素敵でした。グランドピアノが置いてあって、家具はこだわりのアンティークで品よく飾られていました。「全部古いものだし、それにほとんどもらった物よ。」と仰っていましたが…。5人の学生が集まって、お茶とサンドウィッチを頂きながら色々話をしました。

先生はかなりお歳を召してらっしゃると思うのですが、とても明るく知識が豊富でバイタリティーに溢れていて素敵な方です。今や世界で活躍している演奏家の幼少期の印象などを話して下さり、「あの二人が今やそれぞれ素晴らしい演奏家になったのだから…。」と言われているのを聞くと、ずっとここで音楽に関わって生きてこられたのだなと思いました。

「やりたいと思う事があって、そしてそれが自分に少しでもできそうだと思うならやってみるべきよ。例えそれができるかどうかが今はわからなくても、やってみなくては。」と言われた時は泣きそうになりました。

泣きそうになるほど自分は頑張れているのか、と思いながら何か胸がいっぱいになりました。

無言歌集

今日は友達が出演する演奏会があったので聴きに行ってきました。写真は開演前の学校のコンサートホールです。

「The Mendelssohn Salon 2009 Yearlong Festival ”Songs Without Words"」という、メンデルスゾーン(メンデルソン!)の『無言歌集』各6曲全八巻(48曲)を、一人3曲ずつ演奏するという演奏会でした。

常にいろんな事がよくわかっていないのですが、どうやらこのコンサートは後6回ほどあるようで、その日ごとに違う門下の生徒が演奏するようです。

授業が始まって一か月、挨拶をする位の知り合いは少しできましたが、彼らの演奏を聴いたことはまだありませんでした。今日は何人か授業で一緒の人達が演奏するのでぜひとも行かねばと思っていました。

演奏を聴くと、良い意味で驚く部分もありましたが、逆に納得する部分もありました。普段のその人の印象から、何となくこういう演奏をするんじゃないかなというのが大きくは外れていませんでした。とてもぼんやりとした印象ですが…。もちろんどの曲を演奏することになったかというのは大きいと思うのですが、3曲弾く間にその人のピアノへの向かい方や音との距離の取り方が何となく感じられるように思いました。(聴いている方は気楽なもので…)なんだか帰りは気分が高揚していました。

2009年10月1日木曜日

食堂


今日は授業が終わってから夕方カフェテリアに行き、今日こそ写真を撮って来ました。

こんな感じのメニューです。