2009年8月31日月曜日

Classes Begin

今日から授業が始まりました。

授業が始まる前に教室英語を勉強しておこう、先生のことを何と呼んだらいいのだろう、などとずいぶんまえにはもう少し用意して臨むはずだったのですが、まだ登録が完了していないクラスもありばたばたで初日を終了しました。

今日の授業は3クラスでした。
Theory 2
Introduction to Undergraduate Studies
Chorus

Theory 2は対位法でした。このクラスがまだ登録されていなくて5分遅れて教室に入ると、もはや授業が始まっていました。ともかく早口な先生で…。英語の音楽用語に慣れず、まずは今のトピックはなにかを把握するのと、話されているであろうことについていくのに必死でした。今日もさっそくテキストを読んでくるのと、課題を書いてくる宿題が出ました。このクラスは週に2回あるのですぐ次のクラスがやってきます…。

Introduction to Undergraduate Studiesは、音楽の様式を学ぶための基礎的な技能と知識を学ぶ授業で、音楽史を追いながら最終的にはコンサートのReviewを書くのが課題だそうです。
復習をかねて、今日の導入の話が興味深かったので少し書かせて頂きます。

まず、「昨今コンサートを訪れる人の髪の色は何色か?」という問いかけから始まりました。「つまりクラシック音楽を聴きに来るのはほぼ年配の人々であるが、それはなぜか。」、「なぜクラシック音楽は敬遠されるようになったのか。」、「その時代にあって、なぜ私たちはそれでもその音楽を勉強するのか。」と続きました。
メディアの発達によって音楽を簡単に収集し持ち歩くことができるようになり、時代は急速に変化している。しかし、それは人類が初めて直面することではなく、LPレコードの発明以来音楽史では様々な状況の変化を経てきた。つまり、音楽史の中に今の状況に対応するためのヒントがある。それでは、音楽史には今までどんな変化があったのか…。

もっといろんな質問があったのですが、ともかく聞こえた単語を拾いながら解釈したのはこういう感じでした。ほかの学生はその問いかけに対して自分の意見をぽんぽんと述べていて、すごいなーと思いながらも何を言ったのかあまり聞き取れませんでした。そして、ほとんど誰もノートを取っていないのにも驚きました。

Chorusは、多くの専攻の学生がとる授業のようで、今日は名前の確認と声部の確認、シラバスの確認をしただけでごく早々に終わりました。このクラスも週に2回あって、来年の春には発表をするそうです。

明日も3クラスあり、ともかく今週授業を1周するのが目標です。

2009年8月30日日曜日

チラシ集め

部屋の窓からエンパイアステートビルが見えます。この景色をみるとなぜか何とかなるような気がします。
しかし、時々霧が深いとまったく見えなくなってしまい、始めてそれを見た時はとても驚きました。

今朝も少し隠れていたのですが、午後には空が晴れて景色が戻って来ました。

今日は、リンカーンセンターやその周辺のホールに行ってひたすらチラシを集めてきました。チラシだけでもずいぶんかばんが重くなりました。

そして道でスーパーを見つけると、思わず入って値段をチェックしてしまいます。今日はお肉を買って帰って冷凍庫に備蓄しました。せっせと食糧を蓄えてばかりです。

小さなことで喜んだり、うっかりしてたいそう凹んだり、今日はそんな一日でした。

2009年8月29日土曜日

文房具

今日はようやく昨日でオリエンテーションも終わったので、初めて予定のない週末を迎えました。

午前中は勉強の計画を立てたり、領事館にオンラインで在留届を提出したり、食費の予算を立てたりしました。

午後はルームメイトがピアノの練習に出かけたので、大々的に荷物の片づけをしました。たまった資料を整理したり、抽斗の中身を入れ替えたり、ゴミを捨てたり、床を掃いたり…。そういうことをしていると、びっくりするくらい時間を忘れます。

片付けをして満足したので、文房具を買いに出かけました。

文房具をどこで買えばいいのか。文房具屋さんらしき店をあまり見かけないので、ともかくネットで調べてみると意外に寮の近くにいくつかあるようなので出かけました。すると、確かに近くに2店ほど大きくていっぱいおしゃれな文房具を売っているところがありました。そして無印良品も…。

日本にいた時も無印はそれ程リーズナブルでもないのであんまり買わなかったにもかかわらず、今日はここで思わずカバンを買ってしまいました。少しセールだったもので…。チャックの閉まる、ポケットの多い、本がたくさん入るしっかりしたカバンが欲しかったもので…。

それで文房具ですが、ともかくおしゃれなものがたくさんありました。寮から歩いて行けるところにこんなところがあったとは。他にもあると知らずに過している所が多いんだろうなと思います。

とはいえ、あまり実用的なものはなかったので、探していた文房具については見送りました。ところでこちらで既に2.3冊ノートを買ったのですが、紙が薄くて(その分枚数は多いですが)かつそれなりの値段です。文房具はこちらで買おうと思って来たのですが、ううむと思うところです。

今日は一人の時間が多くてリラックスしたのですが、しかし時に自分がアメリカにいて英語に囲まれている(英語をしゃべらなければいけない環境にいる)のだということを忘れてひやっとする瞬間がありました。

切り替えていかないとなと思いました。

2009年8月28日金曜日

オリエンテーション終わり

今日はInternational Student Experienceというオリエンテーションに参加しました。

留学生(International Student)全体のオリエンテーションはすでに終わったのですが、今日はもう少しリラックスした雰囲気でやっぱり朝食が用意されていて、丸テーブルに座って、前でアドバイザーや学生が話をしてくれました。

内容はカルチャーショックについて、学業について、アメリカ人の考え方について、安全について、NYでの買い物について、学校が提供している様々な活動やサービスについて…。

アメリカ人の考え方については、学生やアドバイザーがロールプレイをして解説してくれたのでわかりやすかったです。(「アメリカ人と友達になる編」「窓口で相談する編」「カウンセラーに相談することを勧める編」がありました。)

ともかく情報量が多くて、咀嚼できてはいませんが行ってよかったなと思います。「困ったら相談すれば、助けてくれる人はいっぱいいるからね。」というのがオリエンテーションの趣旨だったように思います。風邪をひかないように気をつける、もしもひいたら自分の足でお医者さんに行く、というのが自己管理であるように、問題が起こった時に自分から相談に行くのが自己責任なんだなと思いました。そしてその受け入れ体制を用意してくれているのは本当にありがたいことだなと思います。

今日のお昼ごはんは、ベーグルでお弁当を作っていきました(何か矛盾があるような…)。二つはクリームチーズをはさみ、ひとつは卵焼きをはさみました。醤油味でいためた卵焼きがベーグルに合うのかなと思いましたが、結構合いました。
下の写真は学校の2階ロビーです。



夕方は、昨日行ったところになぜかたどり着けない、ということを繰り返しながらもまた少し食料を買い足して帰りました。明日明後日の土日で、いろいろ整理整頓をしたいと思います。

2009年8月27日木曜日

買出し

今日は学校での用事をすませてから、買出しに行きました。

まずは、Guitar Centerという楽器屋さんにキーボードを見に行きました。手頃な価格のものはあったにはあったのですが、場所もとるので授業が始まってから考えようと思いました。

次はWhole foodsという大きなスーパーへ行きました。噂に聞いていた通り本当に大きかったです。サラダにしても果物にしても山盛積んであって、ケーキやお菓子の種類も多かったので見ていてわくわくしました。

その次はTrader Joe'sというこれもまたスーパーへ。ここは色々あるだけでなく値段がリーズナブルなのでみんな大好きだそうで、レジがとても混み合っていました。ここで少し食料品を買い込みました。

それから、Bed Bath & Beyondというなんでも売っているお店に行きました。ホームセンターというよりはだいぶおしゃれな感じですが、その名の通りベッド回りのものの他、生活に必要なものはほとんど手に入りそうです。もともとホームセンターが好きなので、ここも歩き疲れながらわくわくしました。ここでブリタとポットを買いました。

帰ってから、始めてキッチンを使ってみました。
パスタを茹でただけですが、なにかとても達成感がありました。ソースは瓶入りで買ってきたので、あと4回ぐらい同じメニューが食べられそうです。

今は買ってきたポットでお湯をわかして、お餞別に頂いたお茶を飲んでほっとしました。

2009年8月26日水曜日

受講登録

今日はレッスンと授業の登録の日でした。

こちらに来て初めてのレッスンを見てもらったのですが、やはり今までいかに勉強してこなかったかを実感しました。しかしできることをするしかないと思って、今からでもやろうと思います。

その後、授業の登録をしたのですが思っていたのと違って驚きました。

卒業した日本の大学では、当時受講登録はとりあえずシラバスやら授業案内を見て、上回生やしっかりしている同級生に相談しながらなんとか自己責任で埋めていきました。しかし、今回はアドバイザーと1対1で相談しながら(何を言われているのか大部分わからなかったので、ほぼ相談にはなっていませんでしたが…)オンラインのシステムを使ってその場でぱっぱと決まって行きました。もう既に自分の情報が入力されているので取るべき授業が絞られていて、決められるのは2クラス開講されているうちのどちらを選ぶかというくらいでした。そして授業を選ぶごとにどんどん時間割に表示されていきました。

なんだかすごいなあと思いながら、本当にこれで大丈夫なのか、登録は一応済んだもののまた別の不安が募ってきましたが、いずれにしても時々にやれることをするしかないと言い聞かせてやっていこうと思います。

今日は、さらに2箱荷物が届き、これで送った荷物がすべて届きました。昨日届いたのが郵便局のEMSで、今日届いたのがクロネコヤマトです。

箱に貼られている「Fragile」というシールが痛々しいほど箱は凹んだり破れたりしていましたが、多分中身は洩れずに届いたと思います。こちらは服をメインに入れていたので、だから箱がつぶれたのか、だから中身が洩れずにすんだのかはわかりませんが、多少EMSより手荒に扱われたであろうことは確かです。もちろん、こちらは送ってから手元に届くまでに保管してもらっている期間も長いせいもあるとは思いますが。

時間のある時に荷物を整理しなおさなくてはと思います。

2009年8月25日火曜日

観劇

今日は実家に頼んで送ってもらった荷物が届きました。

中身は主にノートや本で、少し食料品も入れていました。一人暮らしが初めてなので、荷物が届く嬉しさを初体験した気がしました。

そういうわけで3箱を3回エレベーターで昇り降りして運び、さっそく荷物をあけてともかく収納してほっとしました。お昼ごはんはせっかくなので(?)荷物に入れていたサトウのごはんと、お餞別に頂いた梅干しと、インスタント味噌汁にしました。今のところ、数回日本食を食べたのですごく恋しかったわけではないですが、ごはんだなあと思いながら食べました。

今日の学校での用事はコンピューターのオリエンテーションと書類の提出だけだったので、夕方は少し出かけてこちらに来て初めてミュージカルを観に行きました。

42Stのあたりは本当に人が多くて、街の様子も広告に溢れていてNYのイメージだなと思います。

学割のきくミュージカルを求めて行ったのですが、観光シーズンのためかあまりなく、かなり劇場を渡り歩きました。値段にこだわるせいなのですが、ミュージカルを見るのはなかなか大変だなあと思いました…。

夕食は劇場の近くにあった吉野家に行ってみました。ロゴはそのままなのですが、メニューはずいぶん日本のものと違って驚きました。写真は「野菜付き牛丼」と言うメニューで、半分牛丼、半分野菜のあんかけがかかっていて4.5ドルくらいでした。メニューに牛丼はもちろんあるのですが、定食も多く、鶏肉のメニューもあって、寿司ロールもあって、あんまり牛丼だけに拘らない感じなのかなと思いました。店舗はかなり広めでした。

ミュージカルは「メアリーポピンズ」を見たのですが、ともかく装置がすごくて転換が鮮やかで、衣装もきれいでした。そしてもちろん歌がうまく、かつダンスの切れがよくて圧倒されました。ただ、イギリス英語だったので(それにすら気付かなかったのですが)、こればっかりは10%くらいしかわかりませんでした。話の流れがわからないでミュージカルを見ていると、何か急に不安になってきました。音楽と視覚だけでもわかる部分はあり十分楽しめるのですが、なにか劇場にいること自体にそわそわしてきました。部屋でDVDで見ているのと違って、やはりその場に行って観劇するというにはそれなりの準備がいるのかなと思いました。

2009年8月24日月曜日

マネスオリエンテーション

今日はついにマネスのオリエンテーションの日でした。

朝、大講堂にフレッシュマン(1回生)が集まって、先生の紹介や学校の説明を聞きました。講堂の後ろにはコーヒー、牛乳、ジュース、パン、ベーグル、フルーツなどが用意されていて朝ごはんとしてふるまわれていました(もちろん頂き、お昼ごはんもぎりぎりそれで済ませたくらいです。)。コンサートの後にお茶とお菓子がふるまわれたりするのは日本でも経験しましたが、こういうのが普通なんだろうなと思うと不思議でした。ところで、話された内容はやっぱり半分くらいしかわかりませんでした。。。特に細かいことはやジョークは…。

それから、おそらくピアノクラスのクラス分けにあたるテストを受けました。「なんでもいいから弾ける曲の始めの部分を弾いてみて。」と言われて、かろうじて出だしを覚えていたプーランクの15の即興曲集の1曲を弾きました。すると止められ、「オーケー、オーケー。じゃあ次は大きく息を吸ってから、もっとゆっくり、音ではなく音楽を弾いて。」と言われたので、ああそうか。と思ってうろ覚えの出だしながらそのようにしてみると、「とても音楽的じゃない。ベリーグッド(とほんとに書いてくれた)。」と言ってもらえました。そんな、ノリのような感じでいいんだろうか。。と思いながらとりあえずほっとしました。

その後、図書館のオリエンテーションを受けました。たまたま、その時間帯にサインインしていたのが私一人だったので、40分くらいたっぷり案内してもらえてとてもよくわかった気がしました。残念ながら、まだ受講登録していないので本は借りられませんでしたが…。

思っていたより今日の予定が早く済んだので、入口で出会った同じ寮の子とカフェテリアに行きました。私たちの寮にはカフェテリアはなく、少し離れた別の寮に行かなくてはなりません。ただ、カフェテリアのプリペイドカードは入寮と同時に加入させられているのでなんとか使い切らなくてはならない、ということでみんなめんどうだと言っているのですが、そういうわけで今日初めて行ってみました。8ドル前後でかなり大盛の御飯が食べられるということがわかりました。

日に日に英語がうまく喋れないということがますます気になってきたのですが、なかなか頭の中で文章をうまく組み立てることができません。なんとかしていきたいです。

2009年8月23日日曜日

携帯


今日はオリエンテーションがグループレクリエーション1つだけでした。そこで日本人の人と知り合ったので携帯のことを聞いてみると、一緒にお店に行ってくれることになったので買いにいくことにしました。もう少し落ち着いてから、とも思っていたのですがやはり必要なのではと思い始めていたので。。。

ところがお店が意外に見つからず、とてもとても歩いてもらって悪かったです…。しかしついにお店に辿り着けて買えました。留学生はソーシャルセキュリティーナンバー(SSN:仕事をしたらもらえる、身分証明として重要な番号)がないとプリペイドでしか買えないとも聞いていたのですが、月々定額プランで買えました。パスポートとビザと、クレジットカードと住所があればその日に行ってその場でプランと機種を選んで買えるようで驚きました。お値段は、機種代は圧倒的に日本より安いです。月額はやや高めかと思いますが、全体で見れば少し安いような気がします。

一食一食、いかにお手頃に済ませるかを考えているところに携帯を買うというのはなんともいえないですが、生活に必要なものと思って無くしたり壊したりしないように使おうと思います。

2009年8月22日土曜日

オリエンテーション

今日はオリエンテーションで暮れた一日でした。

この週末は「Welcome Weekend」ということで、まだMannesそのものではなくMannesの所属するThe New School全体のオリエンテーションです。来るまでよくわかっていなかったのですが、参加してみてこれはかなりお祭り的だなと感じました。学校と在学生が協力して主体的に新入生をWelcomeしているという感じがします。

・学校の概要・学友会の説明
・Orientation Leaderによる「私のNYでの一年目」体験談
・グループでのレクリエーション
・留学生サービスの説明
・NY観光(行きたいところを一か所選べる)

今日は以上のオリエンテーションに参加したのですが、特にOrientation Leaderによる体験談が新鮮でした。たぶん、みんな2回生か3回生だと思うのです。ほぼ間違いなく年下だとは思うのですが、その自信のある話しぶりに感覚的にはそう思えないです。みんな俳優かと思うぐらい堂々と自分の話をします。聞いていて、NYはそこで生まれ育った人よりもそこに集まってきた人が多く、今ニューヨーカーになっている人ももとは恐かったり大変な思いをしたりした経験があるんだなと思いました。だからこそ、「Welcome to NY. NY is your home.」というセリフが出てくるんだろうなと思いました。なんとなく住んでいるんではなくて、憧れたりはじかれたりしてようやくそこがhomeになった人たちなんだなと思いました。

写真は寮の部屋の窓から見える景色です。


 

2009年8月21日金曜日

寮のチェックイン

今日は寮にチェックインする日で、それを考えると昨日は浅い夢ばかり見てあまり眠れませんでした。朝から荷造りをしてホテルを出て、荷物がどうしても重いのでタクシーに乗りました。なかなか、普段の移動は地下鉄が主なので、地上を縦断する景色を見られることもないのにタクシーのメーターと、チップの額をいくら払えばいいのか気になって、あんまり見られませんでした。


寮のチェックインは、思っていた程そんなに大変なことはなく、説明をうけて鍵をもらってもう自分の部屋に行けました。どんな部屋かと色々想像して不安に思っていたのですが、入ってみると、このようなロフトベッドと机と棚が部屋に二セットあり(二人部屋なので)、思っていたよりもとてもきれいで嬉しくなりました。朝早くにチェックインしたので近くの部屋の中では一番乗りだったようですが、となりの部屋の女の子が、ご両親と大荷物とともにやってきてしばらくがんがらいっていました。しばらくして静かになったなと思ってちらりと覗いてみると、さっきまで私のと変わらなかった素の家具が一瞬にしてくつろぎの空間になっていて驚きました。その子の部屋がそのまま移動してきたかというぐらい。御見事でした。

その後、買い物に行ったりオリエンテーションに遅れて行ったり、寮のミーティングがあって半分も説明の意味がわからなかったり…。今朝まで一人の世界であれやこれや思い悩んでいたのが、一気に情報量が増えて、なんとなく目まぐるしい変化があったような気がします。

寮のまわりはチェルシーエリアで、今まで来たことはなかったのですが落ち着いていてほっとしました。

2009年8月20日木曜日

newcard

今日は学生証にあたるカードを受け取りに行ってきました。事前に証明写真を送ってあったのですが、リストに名前がないからもう一回ここで撮影してと言われ、いざ撮影のところに行くとそっちではデータがあったようでした。ともかく、少し待ってから、受付の人に「なんで??」という顔をされながらも「それ私の写真です!」などと言いながら、証明写真入りのカードをもらいました。

昼食は、今日はベーグルを頼んでみました。ベーグルもよくわかりません。「Egg sandwich」と書いてあるので、サンドイッチなのかと思うのですが、それでもやぱりベーグルのことのようです。カウンター越しに必死な感じで頼むのですが、なかなか明瞭に注文できずに焦ります。たぶん、中身を選んでからベーグルの種類を選ぶのですが、「どのベーグル?」と聞かれて、「なにがありますか?」とうまく聞けなかったので「プレーンで!」と。果たしてどう頼んだのか、そして実際何が出てくるのかと思いながらレジで精算して待ちました。なんとか買ったものを受け取った後、店内の席は一杯だったので地下鉄に乗って42Stの公園に移動して食べました。ベーグルは…、生地が思った以上に弾力があり、中身は本当に卵焼きのみ(3.5ドル)だったのでこれはやっぱり注文がまずかったのかと思いました。けれども一緒に頼んだトロピカーナのオレンジジュース(2ドル)がとてもおいしく感じました。


それから少し東に歩いてNYの市立図書館に行きました。館内は観光客で意外に賑わっていますが、3階のリーディングルームでは明るい中静かに座って自習ができます。始めて旅行に来た時にもここに来て、好きな場所になりました。ただ、クーラーが強力に効いていたので寒さとの戦いではありましたが、しばらくそこで資料などを読みました。向かいに座った少し年配の女性に、トイレに行く間荷物を見ておいてほしいと頼まれ、その後「日本人ですか?」と話しかけてくれたので少し話しました。素敵な人でした。

しかし、英語としては今のところほぼ「はい」、「いいえ」 「ほんとに?」 「まだです。」 「ありがとう。」 「ごめんなさい。」「わかりました」位しか話せていません。なんと限定的な…。相手が話してくれるからなんとかなっているかのように思いますが、そろそろそうはいかないと覚悟してやっていかないとなと思います。

2009年8月19日水曜日

ISSチェックイン


ホテルの入口です。朝シャワーに入ろうと思ったら、熱湯としか思えない温度でしかお湯が出なかったり、ホテルに電話がなかったりはしましたが、帰ってきたらきれいにベッドメイキングされていて感激しました。前に泊まったホテルでは、言わない限り何日でもそのままだったので…。

今日はInternational Student Servicesのチェックインに行ってきました。留学生は毎semesterごとにこのチェックインをして、留学生として米国に滞在する身分を保持しないといけないそうです。スタッフの人が親切だったので、それはスムーズに行きました。


昼ごはんをどうしようかなと思い、歩きながら探すのですが、食べる場所をうまく見つけるのが下手です。なかなか注文の仕方がわからないのと、どこも知っているお店がないので、ついついスタバやマクドに行きたくなってしまいます。が、今日はともかくやってみないとと思ってピザ屋さんに入りました。ピザを選んでカウンター越しに注文すると、切って温めてくれて、それをもってレジに行って支払いました。1枚2ドルだったので、これはいいと思いました。ともかく円が大きいので、8等分でもかなりのサイズです。店内はピザの窯があるせいもあって、とても暑くあんまり長居したくはなかったのですが、ちまちまと食べながらお店の様子を見ていました。どうやら、あんまり年頃の女子が来るお店ではないようで、食べざかりの若者やおばちゃんをよく見ました。大人の男の人はこれを2枚普通に食べるようでした。

その後、寮の場所を確認しに歩いて行ったのですが、やっぱり場所をうろ覚えで行くと迷って確実に無駄に歩いて疲れます。なんとか辿りつけて、場所は確認できたのですが、日差しがきついのと歩きまわったのとでのどが渇き、結局スタバに入って一息つきました。

今日はもうそれで切り上げてホテルに帰りました。明後日から入寮で、それからオリエンテーションも始まるのでこんなにゆったりはしていられないに違いないのですが、今はどういう風に過ごすべきなのかなぁと考えながらやっています。

着きました

つい先ほどNYのホテルに着きました。
大韓航空で仁川乗り換えだったので、NYに着くまでかなり多くのアジア人と一緒だったためか、少し気は楽でした。

前回テストを受けに来たときは、サンフランシスコ乗継で夜に国内線に乗ったのですが、そのとき見た街のオレンジ色の夜景、おもちゃみたいに小さな町の光景が切なくて忘れられません。もしも、ここに本当に来ることになった時は、どんな気持ちで飛行機に乗るんだろう。と思いました。

けれど、ともかく徹夜の影響か常にうとうとしていたのと、ビビンバが本当に本格的で感激したり、窓を閉めなくてはいけなくて、着くまで景色をほとんど見なかったりしたので、わりと気持ちはゆったりと着きました。

マンハッタンに入る橋を渡る時にタクシーから見た風景です。この直後に雨が降り出し、雷が鳴り、通行止めに合いました。ただタクシーの運転手さんが、落ち着いて運転してくれたのであんまり不安はありませんでした。




ホテルの部屋です。部屋は狭めですが、フロントの人も親切で、全体に小ぎれいな感じでほっとしています。



少し明日からのスケジュールを考えて、寝ようと思います。

2009年8月18日火曜日

仁川空港

今、ソウルの仁川空港にいます。

昨日は結局徹夜で部屋を片付け、荷物をつめ、なんとか出発できました。家族と友人が見送りにい来てくれて、いろいろ思い出したり考えたりしたら、今すぐにでも泣きそうになってしまうのですが、ともかく今は前を向いてニューヨークのホテルを目指します。

空港ではワイヤレスで、どこでもネットにアクセスできるのは思いのほか心強いです。NYでタクシーでホテルに向かうのに、場所がよくわからなかったので調べました。

次の出発が19:30なのでもう少し時間があります。

また、ホテルについてつながりそうなら更新したいと思います。

2009年8月16日日曜日

神戸

今日は神戸へ行って来ました。

スーツケースに収まりきらない荷物は部屋に散乱したまま、やることリストも置いたまま、それでもやっぱり今日行けてよかったです。

明るい空の下神戸の街を歩き、ポートタワーに上って友人とたくさん話をして、気持ちが前向きになれました。感謝です。

夜は両親と大文字の送り火を見に出て、今年のお盆を見送りました。

さて今から再び気合を入れて、荷物の整理に取り掛かります。

2009年8月15日土曜日

もうすぐまったく今と違う環境に飛び込んでいくのだと思うと、ここにきて昨日は少し不安定になっていました。

とはいえ準備も手続きも自分がしない限りは進まないと、ともかく動いているうちに今日は少し落ち着いてきました。

時々嵐が吹く、と思ってみます。その中にいるときは、もうどうしようもなく困り果てるのですが、ある程度時間が経って過ぎ去ってみると意外にもすんなりと日常が戻ってくる。ずっと吹き荒れたままではない。けれどまたしばらくすると忘れて…の繰り返しなのではないかと。

なんとか嵐の中で自分を保てるような術を身に着けたいなと思います。

2009年8月14日金曜日

楽しさ

大学に入った当初、「 楽しいことをするにもストレスはかかっているもんだよ。」と友人が言ってくれてほっとしたことがありました。

楽しいと思っているのに、楽しいはずなのに、なぜ自分はちょっとしんどいと思ったりするのか。

「楽しい」という言葉の意味も、本当は表裏一体の苦しさを受け入れた人だけがわかって、ようやく実感とともに口にできるものなのかなと思ったりもします。実感できるようになりたいです。

2009年8月13日木曜日

集荷

今日は区役所で住民票を移す手続きなどし、夕方にはようやく引っ越し荷物を2箱発送しました。

6時に集荷に来てもらう予定だったのですが、結局ぎりぎりになって大慌てでした。荷物を隙間なく上いっぱいまで詰める、かつ重さは制限を超えないように…。荷造りの基本なのだとは思うのですが、慣れないのと時間も迫っているのとで必死でした。それから、パスポートなどのコピーとともに添付する用紙に中に入れたものの種類、数、値段などを記入するのにもしっかりと手間取り…。ついにさっき置いた財布はどこに行ったかと部屋を何往復もしている時など、「慌てている」というのはこういう状態だろうなと笑ってしまうほど文字通り慌てていました。

結局6時に来てもらったにも関わらず間に合わず、一応6~8時の集荷だったので8時にもう一度来てもらって事なきを得ました。雨の中二度も来てもらって非常に申し訳なかったですが、「どこか海外行かはるんですか?」「がんばってくださいね。」とさわやかに荷物を引き受けてもらえたのでありがたくほっとしました。

2009年8月12日水曜日

買い物


今日は梅田のヨドバシカメラでいくつか買い物をしました。

なるだけ予算を抑えたいのですが、必要な物を揃えるべく巡って結局、「こんなに買っちゃって。」とため息をつきながら荷物を抱えて帰りました。

明日集荷に来てもらうので、もはや箱詰めが大詰めなのですが、何か少し疲れてしまったので明日にかけて今日は早寝をしようと思います。

2009年8月11日火曜日

留学経験

なんでもそうだと思うのですが、やってみないとわからないことは多いと実感します。

留学の準備にしても、どの時期に何をしておくべきか、向こうに行ったら何が大変で何を持って行くべきか、諸々の手続きではどこの会社がお勧めか…などなど。留学を経験した友人たちにもらったアドバイスがなかったら、準備はほとんど進んでいなかったろうなと恐ろしく思います。

今日も、高校からの大切な友人が帰国していて、京都に来てくれたのでいろいろ話を聞きました。

ちょうど来週の今日出発します。昨夜ふと、「来週にはもう行くんだな。」と思いました。

2009年8月10日月曜日

クロネコ

先日クロネコヤマトに申し込んだ書類(送り状等必要書類)も届いたので、今日はようやく差し迫って荷物の箱詰めにとりかかりはじめました。

クロネコヤマトの留学宅急便で送ろうと思うのですが、受け取りの事を考えると荷物はやはり少なめにした方がいいようで、なかなかどこから手をつけていいのか尻ごみしてしまいます。

フリーダイヤルで問い合わせたところ、配達の流れとしては事前に荷物の集荷が済むと私の出国と共に荷物も出荷され、14日後くらいに向こうで受け取りになるそうです。ただ、受け取り日や時間の指定はできず、荷物も1階までしか運んでくれないそうです。きっと日本が丁寧すぎるのでしょうけれど…。

それにしても、行き違いを繰り返して荷物が流浪の旅に出てしまうのは避けたいので(配達日は問い合わせられるのですが)、そうなると荷物の出荷のタイミングをもう少し遅くしようかと思ったり少々悩ましいです。

2009年8月9日日曜日

今日まで兄一家が帰省していました。

もうすぐ4歳になる姪は半年前に会った時よりもさらに大きくなっていました。

「留学で日本を離れて会わないうちに、姪がどんどん大きくなってしまう…。」と、残念に思っていることを友人に話すと、「大きくならないより、なった方がいいじゃん!」というアドバイスをもらいました。それを聞いて、なにかふっきれたように思いました。

自分の主観的な感傷よりも、姪が元気に成長していくことを願って感謝するのが本当じゃないかと気がつきました。

2009年8月8日土曜日

勿忘草

あたしは今 ここで歌ってる
きっと届く あなたのもとへ

あなたは今 どこにいるの?
わからないけど だけどきっと

聴いていてね この歌声を
寂しくなったら 思い出して

2009年8月7日金曜日

家の門のところにとても小さな蝉が休んでいました。

「どうしてこの小さな蝉に気が付いたのだろう。」と思いながら写真を撮りました。普段特別に気にかけている場所でなくとも、いつもと違う風景には何かしら気がつくものでしょうか。

ところで最近、時の流れはつくづく平等なものだなと思います。

例えば何かとても楽しみな公演のチケットをとった時には、その公演日がとても特別な未来のように思えます。その日まではいくら見たくてもその公演は見られず、なかなか手の届かない特別の日に思えます。

けれども実際日々は着実に進み、いつの間にかその日がやってきます。要は座標の問題なのかなと思います。今からすれば、未来は手が届かないだけに崇高な気がしますが、実際は座標が先にあるだけでそこに至るまでの一日一日の比重は変わらないし、その日もまたいずれは後になる。その繰り返しなんだろうなと思います。

印象的な出来事があった日からはあっという間に遠ざかり、約束の日や何かの締切日にはあっという間に近づいていくものだなと実感しています。

ところで今日はトラベラーズチェックに両替してみようと思ったのですが、小額を引き替えようと思うとなかなか大きな支店に行かなければないようだったので、今日のところは断念しました。

2009年8月6日木曜日

保険

今日は東京海上の海外旅行保険(留学生用)を申し込みました。

それで弾みがついたのか、今日の午後は買い出しと部屋の掃除が少しはかどりました。

夜には3回目のISSのチャットに参加しました。もうあと数週間で向こうに行くのかと思うと、日々そう思って過しているつもりでも、やはりあっという間だなという気がします。

2009年8月5日水曜日

大学

今日は大学の女子サッカー部の時の仲間が集まってくれたので会いに行って、その後大学に恩師を訪ねました。

同期の友人の子どもたちは少し会わない間にずいぶん大きくなっていました。大学の設備も、その周辺のお店も少しずつ変わっていました。

それでも、当時と同じような気持ちで懐かしい人達に会えたのにはほっとしました。

2009年8月4日火曜日

居酒屋さん

この間居酒屋さんに行った時思ったことです。

お店に入ったのがちょうど夕方で、お客さんが一度に入ってみんなが一気に注文する時間帯でした。こじんまりとしたお店のカウンター席だったので、店長さん・奥さん・バイトのお兄さんが注文をこなすべく、すごい勢いで立ち働いているのをぼんやり見ていました。(お客は気楽なものです)

本当に大変だなと思いました。お店にとっては注文が入るのはいいことでしょうが、なるべくお客さんを待たせずにおいしい料理を出さなくては、というのはどれだけ気持ちがはらはらするだろうなと思います。

けれども、2時間もするとさっきまでの喧噪が嘘のように注文が落ち着き、お店の人の表情も和らぎ交替で休憩に入っていくようでした。

そうか、この人たちは毎日こういう風に仕事をしているのだ。と思いました。

毎日きっとそういう時間帯はあって、その時間は最大限忙しいしはらはらしたりするけれども、ずっとそういうわけじゃない。逆に言うとその仕事の中では、そういう風に忙しさが偏ったりするのが必然なんだろうなと思いました。

人生でもそうなのかもしれないなと思いました。できるだけギリギリになりたくない、大失敗をして血の気が引いたり、約束や締切に間に合わないような状況になって焦ったり、予期せぬ出来事に動転したりしたくない。そう思うので、できるだけそういう状況を回避すべく心がけようとします。

それでも、どうしても避けきれない状況というのは往々にしてあるのだと思います。

ただ、それもまた居酒屋さんの混雑時と同じように、人生における必然なのかもしれないなと思います。余裕がない状態でどれだけ対応できるのかが問われる時が、時々あるんだろうなと思いました。できないなりに、なんとかしなくてはならない時が…。

今日はうだるように暑い一日でした。少し部屋を片付けました。

2009年8月3日月曜日

声部

今日は二回目のレッスンの日でした。

あらためて、ともかくもっともっと色んな弦楽四重奏曲を勉強しないとと思いました。やることがいっぱいあります。

ところで和声について先生が説明して下さって改めてはっとしたことがありました。

和声においては2つの声部の関係がそれぞれうまくいっているかを見ますが、2声なら[ソプラノ/アルト]の1組、3声なら[ソプラノ/アルト、ソプラノ/テノール、アルト/テノール]の3組、4声なら[ソプラノ/アルト、ソプラノ/テノール、ソプラノ/バス、アルト/テノール、アルト/バス、テノール/バス]の6組というふうに、5声なら10組、6声なら15組、7声なら21組…、と見るべき関係が増えていくというものです。

まさに数学で習った「組み合わせ」か「順列」か何かだな(曖昧で…)と思いましたが、数字で表すと声部の多い曲を書く大変さが具体的に理解できると思いました。

2009年8月2日日曜日

合唱


TOEFLの試験を受けてきました。早めに9時に受付をして、13時には終わりました。

本当に準備ができていなかったのですが、さすがに4回目ということで流れがわかっているのと、少し英会話教室に通ったので喋るとき前ほど焦らなかったようには思います。

夕方には、大阪のいずみホールに『The Premiere Vol.1~真夏のオール新作初演コンサート~ 』という合唱のコンサートを聴きに行きました。

4人の若手作曲家が新作を書き、それを4つの合唱団が初演し、また同時にカワイ出版が楽譜を出版するという、意欲的な演奏会で非常に楽しめました。

4人の作曲家の曲はそれぞれまったく違う個性で、男声、女性、混声という編成の違いはあっても合唱曲というスタイルは同じなのに、と当たり前ながら不思議に思いました。

特に松本望さんの曲が素晴らしく、思わず楽譜を買って帰りました。
聴いていると音楽によって描かれる情景や感情になんら疑問なく集中していたのですが、楽譜を見てみるとものすごく目まぐるしく拍子や調が変化していたり、パートが時には男声だけで8パートにも拡大していたり、やはり感覚的に感動できる音楽の組成は複雑なもなのだと思いました。

2009年8月1日土曜日

8月

8月になりました。

今日は父方の祖母が入院したのでお見舞いに行ってきました。留学のこともようやく報告できたのですが、もうすぐ出発するんだと思うとなんとも言えないです。

そして、明日は4回目のTOEFLの受験です。
残念ながら驚くほど準備ができていないのですが、もはや致し方なくともかく受けに行ってきます。
焦っている時ほど優先順位をつけなくてはなあと思います…。