2025年11月11日火曜日
Dear New York
2025年10月6日月曜日
ピアノで歌うということ
数年前から伴奏の仕事をしているのですが、先日声楽のレッスンで歌の先生が「ピッチを頭の中で考えただけで、自動的に声帯がその音を出すのに適した長さに調整される。」とおっしゃっていて、人体の高機能ぶりに改めて感じ入りました。
思えば口笛を吹けることだって、触っただけで紙が一枚なのか二枚重なっているのかを識別できることだって、実にすごいことです。
ピアノを弾く時にも、特にデクレッシェンドをする場合、音が減衰する速度に合わせて、どれぐらいの音量で次の音を弾きたいのかをイメージし、鍵盤への指の置き方とタイミングでそれを実行するわけで、いくつもの認知と筋肉のコントロールを同時に行なってようやくできていることなんだなと思います。
というのもこの間、モーツァルトの『レクイエム』より「ラクリモーサ」のピアノアレンジを作ったのですが、コーラスとオーケストラで歌い上げられるこの曲のメロディーをピアノで再現するには、その「次の音をどう置くか」が特にとても重要で、色々なことを思いながらデモ演奏を作りました。よければぜひご覧いただけたら嬉しいです。
2025年10月3日金曜日
Capricious March
2025年10月1日水曜日
朝日を観に
先日久しぶりにゆっくりな朝があったので、ちょっと特別なことがしたいけれどそんなに時間もない、ということで近所の公園に朝日を見に行ってきました。
実は朝日が昇るのを見たことがなかったので少しハラハラしながら、ひとまず早起きして外に出てみると地平線のあたりはすでに明るくなりはじめていたので、夜の緊張感を持ってささっと公園に向かいました。
景色を見渡せるところまで着くと、まだ青と赤のコントラストがくっきりとしていました。
2025年9月27日土曜日
散文: 審査員
何を食べ
どんな仕事に打ち込み
誰と過ごすのか
生きるという営みが
どういう世界に生きたいか
に直結している
この世に生を受けたと言うことは
審査員に選ばれた
ということ
小さな一票を
投じていきたい
***
タイトルについて、「有権者」も考えたのですが、「審査員」という方がより強く、重要な役割を任された、という印象が出るかなとこちらにしました。社会で起こっている様々な出来事に対して、無力に感じてしまうことの多い日々です。それでも、生活を通して繋がっているという意味では、小さくても自分も影響を与えられる存在なのだ、と意識しておきたいと書き留めました。生きる上での内側の指針は「幸せの追求」、生きた影響は「投票活動」、と心に留めてやっていきたいと思います。















