2013年9月12日木曜日

レコーディング・セッション

以前音楽助手をさせてもらったThe Sweethearts of Swingが、プロモーション用のデモ録音をするにあたって私も再び助手に雇ってもらえたので、ここ数日レコーディング・セッションに立ち会ってきました。

今日はビッグバンドの曲中のソロ部分の録音があったのですが、圧巻でした。作曲家のイメージの注文に即座に反応して、何パターンでも違う魅力的なソロを決めてゆくブラスプレーヤー達・・・。

気の遠くなるような場数を踏んで来たプロのプレーヤーの身体の中には、もう音楽が揺るぎなく入っているんだなと思いました。

大きなプレッシャーのかかる本番でベストな演奏をするという面では同じながら、楽譜がないところでこそ音楽家としての真価が問われるジャズと、楽譜を如何に的確に読めるかで問われるクラシックの方向性の違いは面白いなあと思いました。