2014年1月13日月曜日

ラップできる人

昨日初めてがっつりとラップの曲の指導をしたのですが、英語のネイティブスピーカー(中でも特にラップできる人)の能力に感激しました。

ノン・ネイティブとはいえ、練習すれば私もリズムと言葉を習得する事はできて、なんとか曲を教えることはできるとわかったのですが、それと同時にある程度の速さ以上になるともう口がついていかないことも実感しました。具体的には、昨日取り組んだ曲はテンポが♩=140だったのですが、私はもう♩=110を越えたあたりで限界になって口がもつれはじめました。しかし指導した彼女を見ていると、「テンポがあがる=難易度が上がる」ということではないらしく、車のギアを変えるように速いテンポに対応して、速くなればなるほど逆に快適そうにやっていて、最終的に難なく140まで行ってしまいました。真顔で内心、ノン・ネイティブとして越えられない壁を感じてしまいましたが、ともかく一応「教える」という任務は果たせたので一曲一曲やっていきたいと思います。

作曲の方は、「楽譜を渡す時までに、まともな曲になっていればいいから(泣)」と言い聞かせながら、とにもかくにも音を楽譜に置いて、見方を変えては見直して置き直すことを繰り返しています。モーツァルトのようにはじめから完成した曲が書ければよかったのですが…、この徐々に叩き上げるやり方のハラハラ感には未だに慣れません(いつも時間が押しているからという説もありますが)。