2014年3月9日日曜日

散文:野菜選手権 - 玉ねぎ


玉ねぎは強い。

包丁で切ろうとすると、つるつるすべる。
切ったら切ったで、気化した成分で目が痛くなる。
そして涙でぼやけて手元があやしくなる。
もしもその手で目を擦ったらさらに大変。
あげくのはてには、その手がしばらく玉ねぎくさい。

ただでは食べられない、
玉ねぎはかなり強い。

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常々、よく食べる割に実は調理の時大変な野菜だなあとは思っていたのですが、先日みじん切りをしていて涙が止まらず、ついに散文にしてしまいました。

ところでアメリカでは今日からデイライト・セービング(またはサマー・タイム)のため、時計が一時間進みました。今日一日は一時間損してしまったような気分ですが、季節の移り変わりを知らせる出来事の1つに、ようやく春が近いのだと実感が湧いてきました。