2014年11月12日水曜日

キャバレー


昨日無事"Musical Speed Dating"が終わりました。

キャバレーなので、丸テーブルを囲んでお酒を飲みながら歌を楽しむ、というスタイルのコンサートだったのですが、小さな会場ながら、昨日は駆けつけたお客さんが会場を満席にしてくれました。

Musical Speed Datingというタイトルは、BMIのクラスの様子を聞いた企画者が「まるでSpeed Dating(お見合いパーティー)みたい!」と思ってつけてくれたものです。というのも、BMIワークショップの一年目は、課題毎に作詞家と作曲家のペアが発表されて毎回違う相手と組んで曲を書いていたのですが、二年目は自分たちでライティング・パートナーを選んでペアを組んで書いて行く、というのがカリキュラムなのです。

昨日はその一年目のクラスで書いた曲が演奏されました。昨年のクラス内の発表では、クラスメートでお互いの曲を演奏し合っていたのですが(とはいえ俳優出身の人も多いので、皆かなりうまいのです)、実際の舞台で、役に合った俳優さんに歌ってもらうと、その曲がどういう風に仕上がっているのかがよりよく見えました。そして曲についての予備知識のないお客さんの反応からも、勉強させてもらいました。

個人的な課題としては、「限られたリハーサルの時間の中で何をどう伝えるか」だなあと思いました。というのも、リハーサルでテンポについて微調整をお願いしたつもりだったのですが、本番はかなり顕著に変わってしまっていて、意図が伝わっていなかったのだなあと反省した場面がありまして…。リハーサルの時間の使い方と、意図の伝わる音楽・楽譜の書き方は本当に勉強だなあと思います。