2012年12月6日木曜日

Face

今日はとても寒い日でした。NYのお天気は日によってまちまちで、つい数日前まで春のように温かかったので殊更寒く感じました。

今日は朝からアッシャーの仕事でした。公立小学校の鑑賞学習で、4歳〜11歳頃の子ども達が次々バスでやってきて、来た順に次々に席に座らせて行くのにてんてこ舞いでした。仕事を初めて4ヶ月になりますが、まだ経験したことのないタイプのイベントがあり、仕事に行ってみて「わあ、今日は大変だなあ。」ということがまだまだあります。

ところで先日はダスティン・ホフマンが初監督した映画の上映会がありました。上映後にインタビューがあったのでご本人も一番後ろの席でご鑑賞だったのですが、まさか本人がそこにいるとは気づかずに、ボディーガードのお兄ちゃんが「This is the guy!」と小声で教えてくれて「まじで!」と驚きました。

映画は年老いた音楽家の為の老人ホームが舞台なのですが、インタビューの中で彼が言っていたことが心に残りました。

"Getting old is a beautiful part of life. You are wearing the mask that shows what the life did to you. Your face is the response to it."

英語もこんなだったか怪しいですが、英語のままの方が感動的だなあと思い載せてみました。日本語に直訳すると、「人生に起こった事は全てあなたの顔に刻まれている。あなたがどのような顔をしているか、それはあなたの人生に対する答えだ。老いるということは人生の美しい側面でもあるのだ。」という感じでしょうか。

いいことを言うなあと思いました。