2012年12月18日火曜日

NHKニュース

アメリカに来て4年目になり、生活の中でまだまだ日本との違いを実感することもあれば、知らぬ間に日本に居ない事が日常になっていると感じることもあります。

学校に通っている間はクラスやレッスンをこなすことで目一杯で、あえて日本を外から眺めてみるという余裕もなかったのですが、最近になって毎朝NHKニュースをチェックしたりしています。

なかでも「文化・エンタメ」欄で「行き交う船に乗る人たちほっとしてもらおうと、灯台にサンタさんの顔を描いた」とか「こたつ列車が運行を再開した」とか「北海道から全国にむけて雪だるまの発送準備はじまる」というニュースを見ては、そういう日本人の心意気をたまらなく愛おしく感じています。お金も労力もかかることですが、ささやかに誰かの夢を叶えていて、若干おちゃめで。そこにたくましさも感じます。

大人になってからアメリカに来た事で今こちらで苦労していることもありますが、同時に自分に日本人としてのアイデンティティーがあることをありがたく実感しています。