2013年8月8日木曜日

散文:お花のブーケ


大切な人の嬉しい時、悲しい時
側にいられない私の心を乗せて

大切な人に想いを伝えたい時
言葉にならない私の心をこめて

贈ります

贈られた人の気持ちに寄り添ったら
そっと静かに散ってゆく

いのちをかけて伝えてくれる
お花は心の分身です

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お花を贈ったり頂いたりする度にこんなことを思います。お花は頂いたときが一番美しく、散ってゆくのが悲しくて、どこか苦手だったところもありました。しかしだんだんと散ってゆくからこそ良いのだなあとも思うようになりました。贈り物というのも難しいものですが、多分一番良いのは「一緒に時間を過ごす事」。お花はそのような「時間」を伝えてくれるのだなあと思います。