2014年4月9日水曜日

四季



今日はとても良いお天気でした。
まだ風は強いものの、ついにNYにも待ちに待った春が来たようです。

それでふと、NYの四季は主に気温の変化とお天気で感じているなあと思いました。NYの冬は寒さが厳しく曇りがちで、大量の雪が降ります。転じて夏は晴れの日が多いものの、うだるような暑さです。こうして冬と夏の気温差が激しいので、「過ごしやすい気温とお天気」を何より感じて生活している気がします。

一方で、京都で生活していた頃には「過ごしやすさ」以外に、春は桜、夏は新緑、蝉の声、蚊取り線香の香り、秋はキンモクセイの香り、紅葉、そして冬は時々雪・・・など、「色や音、香り」といった様々な季節感を感じていたなと思い出しました。

どちらも良いと思います。できれば季節間の寒暖差があまりない方が助かりますし、京都の四季を懐かしく思うことも多々あるのですが、淡々と四季が過ぎていくNYでは時間が均等に過ぎていくようで、個人的に季節の移ろいを感じると少々感傷的になってしまう私としては、これもこれで良いところがあるかもしれないなと思ったりもします。

あ、そういえばNYにも季節の風物詩がありました!天井がオープンになっている観光バスが市内を走り始めたり、Mister Softeeという移動アイスクリーム屋さんが独特の音楽をならしながら街中を走り始めると「ああ、気の早い夏が来たな。」と思います。

ようやく訪れた春を、目一杯感じながら過ごしたいなと思います。