2014年12月21日日曜日

コミュニケーションの機能



昨日ユニオン・スクエアのグリーンマーケットを通りがかったのですが、中にはリースのお店も出ていました。もうあと数日でクリスマスなのだなあと思いながら、個人的にはなんとなく年末の気分の方が勝っている今日この頃です。

ここ数週間は、様々な人と会って話す機会がありました。それまでは楽譜を作ったりなどしてあまり人と会わずに過ごすことが多かったので、色々な刺激をもらってありがたかったです。

ところでその日々の中、コミュニケーションには色んな機能があるんだなと気づくところがありました。大きく分けると、「承認」、「気分の交換」、「情報交換」、「意見交換」、「カウンセリング」、の5つになるかなと思います。小論文のようにになってしまい恐縮ですが…、シェアさせてください。

まず、「承認」と「気分の交換」のコミュニケーションの端的な例は挨拶だなと思います。お互いの存在を認めて敬意や好意を表すと同時に、その時の気分やエネルギーも伝えあいます。

その次の「情報交換」は事務連絡や、軽い世間話などにあたり、これが日常のコミュニケーションの大部分を占めるのではないかと思います。

そして最後の「意見交換」と「カウンセリング」ですが、これは共通する経験や興味、近い価値観を持つ人同士がざっくばらんに話した際などに、様々な物事に対して情報だけでなく意見も交換したくなり、話が盛り上がるというような状況です。またその中でさりげなく悩みごとなども相談したりできれば、カウンセリングの効果もあると思います。

例と組み合わせて区切って考察してしまいましたが、実際の会話の中では相手との相性や関係によって、それらのコミュニケーションの機能が様々なバランスで存在しているのだと思います。食物の栄養素のように、どのコミュニケーションも大切だと思いますが、やはり「意見交換」や「カウンセリング」ができることは少なく、そのような会話が出来た時には本当に有り難いなあと満たされた思いがします。様々なご縁に想いを馳せながら、丁寧なコミュニケーションを心がけていきたいなと思います。