2013年4月28日日曜日

散文:とぼとぼ


とぼとぼ歩きたい時ってあるよね。
重荷を下ろした背中を丸めて、
疲れた身体にすこしの手応えを感じながら、
どうしてもとぼとぼ歩きたい時ってあるよね。

そうやってすっかり自分の小さな存在をかみしめたら、
また胸を張って顔を上げられるとおもう。

だからこそ今は、とってもとぼとぼ歩きたい。

*******************************************************
昨日、The Light in the Piazzaの公演が終了しました。私がピアノを弾いたのはopening nightのみで、一週間前のことでしたがとても大きな経験になりました。自分が万全だと思えていない状態で本番を迎えることには大きな葛藤がありましたが、信頼してくれるdirectorのもと、プレッシャーの中で最善を尽くす経験ができたことは、大きな自信になりました。(その本番が終わったあとの帰り道で、まさに↑の散文のような気分でした。)

学校時代、「感想文」を書くのがそんなに好きだったとは思わないのですが、今となっては日々の出来事に書きたい感想があふれています。もはや学校の課題でもなく、特に何かの目的があって書くわけでもないのですが、自分が「そうか!!」と感動した出来事に形を与えて残したいという欲求は、年々強くなっているような気がします。こちらのブログでも折に触れて綴ってゆければと思っています。