2013年7月7日日曜日

散文:いちばん大切なこと


人生最大のピンチに対峙した時
「果たしてこれを乗り越えられるのだろうか」
と絶望的に思う。

けれど人生全体から見ればそれも
ひとつの大きな通過点にすぎないのだろうし
そういう風に思える時がきっと来るのだと思う。

それでいて

どうにかしてこの今を乗り越えない限りは
その未来に辿り着かないのだから
やはり大きなピンチには違いない。

ただ言えることは、それが命に関わる事柄でない限り
たとえ思ったようにいかなくても、死にはしないということ。
むしろそのせいで、命を危険にさらしてはいけない。

どんな時にも人生とは続いていくべきものだ。
良い時も、ダメな時も、幸せに向かって。

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この一週間はほぼアパートにこもってビザの準備をしています。またその様子については詳しく書きたいと思いますが、準備をしながらも色々考えることもあります。ともかくやるべきことをやるだけなので、決して絶望的な気分ではありませんが、また何度目かの人生の転機に差し掛かっているなと、今までにあった色々の出来事など思い出していました。

人生とは結局大ピンチの自己記録更新の歴史だなあとつくづく思います。振り返ってみると「こんな風に大丈夫になるってわかっていれば、あんなに落ち込まなくてよかったのになあ。」と思う事すらありますが、きっとまた更に大きな試練がやって来た時には全力でのたうち回ったりするのでしょう。。。それでも本当にいちばん大切なことは何なのか。少しでも落ち着いて考えられる時にはぜひ、ふと何度でも思い出したいと思います。