2009年6月28日日曜日

展覧会と歓送会

今日はゾーヴァ展に行って、その後大学院のゼミの研究会の皆さんが歓送会を開いて下さって行ってきました。

ゾーヴァ展は、時間の都合で急いで見て回ったのですがやっぱりよかったです。絵は印刷されると、色も立体感もどうしても平面にならされてしまって、まるでその絵が初めからどこかにひとりでに存在していたかのような気になってしまいます。しかし原画の筆致を見ると、確かにそれがキャンバスの上に絵の具を使って、人の手で生み出された奇跡なんだなーと実感できます。これは展覧会というものに関する感想ですが…。

ともかく絵を見ていて、世界をそのまま美しいと感じることと、それをキャンバスという平面上に表すことができるかどうかの間には途方もない隔たりがあると思いました。それが画家が画家たる所以なのかなと思いました。

歓送会では久しぶりにお会いする先生や研究会のメンバーの皆さんに温かく送ってもらってなんとも申し訳なく、ありがたかったです。