2009年6月20日土曜日

読書

前の日記にも書いた角谷紀誉子著『在米心理カウンセラーが教える 留学サクセスマニュアル』ですが、感心したり、途方もなく思ったりしながらもうすぐ読み終わりそうです。

今は必要に駆られて読んでいますが、この本はたとえ留学すると決まっていない状況でも、読めば何かしら得るものがありそうだなと思います。

そこで、前にも何かについてそのように思ったことがあったのを思い出しました。求めている答えが、それが書いてありそうな本を読んでいても全然見つからなかったのに、まったく意外な本の中で見つかったことがありました。だから、その時の自分にとって読むことがまったく必然的でない本も、時には敢えて読んでみるのも良いのかもしれないなと思います(余裕があれば)。

というのは、実用書に関して言えば、たいていの場合はその時自分が必要とする情報を効率的に得るために本を選ぶと思います。例えば端的には受験生なら「赤本」、結婚が決まったら「ゼクシィ」、旅行に行くなら「地球の歩き方」、など。情報は確かにその時にしか必要ではないかもしれませんが、まったく違う立場であっても客観的にそのシチュエーションから学べることはあると思うのです。だから、極端な話ただ単なる興味で赤本やゼクシィや地球の歩き方を買って読んでもいいとは思うのです(あまりしませんが…)。

同じように人は、たいていの場合は自分としてのみ感じ、判断し、行動していると思います。しかし、俳優という人たちは、常に自分自身であり続けながらも他人の思考に乗っとって行動する瞬間(少なくともそう表現する)を経験しているのだと思います。それは、やっぱりすごい経験だと思うのです。

実際必要なこと以外をする余裕はないのですが、かえってそういう瞬間の中に自分の探究する真理が見つかったりするかもしれないとも思います。

今日の英会話では、「なんとかする」→work on itが印象に残りました。