2010年1月9日土曜日

NY

昨日の早朝ばたばたで出発したのですが、おかげ様で先程無事NYに戻りました。

一昨日は漸く銀行の手続きが終わったとほっとしたのと荷造りのプレッシャーから(というのは言い訳ですが)歯医者さんの予約をすっかり忘れてすっぽかしてしまい激しく凹み、そのまま荷造りが佳境を迎え更新しそこねてしまいました…。

帰ってくる時もそうだったのですが、今回も時差のことを考えて出発の夜は眠らずに荷造りをしました。大量に散ばしていた荷物から選別してスーツケースという小さな世界にまとめるというのは、ひとつ感動的な気がしました。単に、何とか納まって良かったというだけなのですが…。

父母が送ってくれて、空港から出発しました。飛行機では窓際が当たりました。トイレに行くのは気を使いますが、景色が見られるのはやはり嬉しいです。時差を超えてゆくからなのか、ともかく夕焼けから日が暮れるまで秒単位で刻一刻と変化する空の様子を見るのはなかなか感傷的な気持ちになりました。
結局、バイオリンは専用のケースを購入して持ち込めました。それでも長さ自体は制限をオーバーしていたので、最終は搭乗口の判断という札を付けられましたが…。

ちなみに先日のテロ未遂事件のあと、国際線でアメリカに向かう乗客には荷物を開けての持ち物検査とボディチェックが義務付けられたそうで、その検査に並ぶ50mを超す長蛇の列にびっくりしました。手際よく検査を進めて下さっていたので、結局20分くらいでそこを済ませて搭乗口に行くことができました。

空港では入国審査や荷物の受け取りにやはりそわそわしましたが、今回はこちらへの到着が午前中だったのでだいぶ気持ちに余裕がありました。(旅行の時も、受験の時も夜に着いて何かと不安だったもので…)

そして、タクシーに乗って寮まで送ってもらって寮へ向かう通りに降り立つと、途端にしっくりきました。その後、時差ボケの調整も兼ねて今週の食料品を買出しに出かけながら街並みを見ると、やっぱり思っていたほどの驚きはなく、またしても冬休み前までここに住んでいた時の感覚に戻っていく気がしました。今の自分のフィールドに戻ってきたというような、実家に帰ってほっとするのとはまた違った安心感がありました。

今はともかく眠たいですが、月曜日から授業が始まるので切り替えてやっていきたいと思います。