2010年2月16日火曜日

マスタークラス

最近投稿が抜けがちですみません…。元気にしています。

今日は日中結構雪が降っていました。学校の2階ロビーに大きな窓があるのですが、そこから見た景色です。友達が「NYの雪はあんまりきれいじゃないけど、ここからの景色はきれいだね。」と言っていたのでなるほどと思って写真を撮りました。降っている雪自体はきれいですが、道路上の雪は段々くろっぽくなってきて確かに…。

ところで普段は火曜日は作曲の日(次の日がレッスンだから、というばかりではありませんが…)と決めて、授業が終わるなりパブリックライブラリに直行していましたが、今日は学校に残りました。

というのも、作曲家John Mustoのマスタークラスがあったためです。Musto氏は今年のMannesのComposer-in-Residenceで、昨年一度レッスンを見てもらって感激しました。それで、今日は彼の曲を声楽科の学生が歌って、彼とAmy Burton(プロの歌手であり、マネスの先生であり、彼の奥さんです)が指導するという2時間半のマスタークラスを聴講しました。

曲の新しさとそれでいて納得できる美しさ、彼がピアノ伴奏を弾いて見せると彼がその曲を本当に理解している(作曲家は本来それが当たり前なのだとは思いますが…)のがよくわかりました。また、曲について演奏者にそこがどういうシーンでどう演奏すべきなのか説明する時の彼の毅然とした様子にも、「作曲家とは」と最近考えてことが多いので、感じ入るところがありました。

行ってよかったと思いました。