2010年2月23日火曜日

図書館本

今日は、図書館が所蔵本の整理をするらしく、朝からホールで楽譜やCDが売り出されていました。

ベートーベンのソナタ2巻と、バルトークのミクロコスモス2巻と、プーランクのThree Novelettesを買いました。1冊2ドル!十字屋(京都の楽器店です。ローカルですみません・・)で買うことを思うと全然安いと嬉しくなりました。

そして、今週からプラクティスセンターで働かせてもらえることになりました。友達のシフトを受け継がせてもらいます。Deanとの面接では、仕事をしているときは大学の施設のマネジャーとしてDeanから権威を貸与されているのだと聞かされて随分身が引き締まる思いがしました。雇ってもらったからには責任をもってがんばりたいと思います。

ところで最近、音楽をするには「確信」がないといけないんだなと折に触れて実感します。今日も指揮科のオーケストラのリハーサルを見に行ったときにふと、指揮者はそれこそ自分で直接楽器を持って音を生み出すわけではないので、自分が音楽とつながっていて音楽を動かすのだという信念と、その曲に対する十分な知識と理解による確信がなかったら、まったく存在が成り立たないだろうなと思いました。

演奏も作曲もきっとそうで、人間が「音」から「音楽」を作りだすからには、そこに強い信念がないと音に音楽たりえる魔法がかからないのだと思います。

メルヒェンなことばかり言っていないで、今の自分がわからないたくさんのことを理解できるように、勉強を重ねていきたいです。