2010年2月8日月曜日

サッカー物思い

時々サッカーをしていた時のことを思い出したりするのですが、ふと、サッカーでいうと演奏家はゴールキーパーに、作曲家はストライカーにあたるのかなと思うことがあります。

サッカーでは、体格や秀でている運動能力の質、あと性格などでポジションが決まるのだと思いますが、同じフィールドに立っていてもゴールキーパーとストライカーはずいぶん違う役割を担っています。

ストライカーは何回シュートしてもよくて、時間以内に仕掛けてゴールできれば役割を果たしたことになります。攻めなければ決して点は入りませんが、多くの失敗よりも少しの成功の方が結果として出てきます。一方ゴールキーパーはやってきたピンチに対して、どれだけスーパーセーブを繰り返しても、ついに一点でも失点すればそれが結果として出てきます。

どんな曲でも「弾ける」ということを常に求められる演奏家はすごいと思います。また名作曲家はシュート率も、シュートの質も高いのだと思いますが、今の自分としては何回書き直してでもともかく書き続けたいと思います。