2009年8月4日火曜日

居酒屋さん

この間居酒屋さんに行った時思ったことです。

お店に入ったのがちょうど夕方で、お客さんが一度に入ってみんなが一気に注文する時間帯でした。こじんまりとしたお店のカウンター席だったので、店長さん・奥さん・バイトのお兄さんが注文をこなすべく、すごい勢いで立ち働いているのをぼんやり見ていました。(お客は気楽なものです)

本当に大変だなと思いました。お店にとっては注文が入るのはいいことでしょうが、なるべくお客さんを待たせずにおいしい料理を出さなくては、というのはどれだけ気持ちがはらはらするだろうなと思います。

けれども、2時間もするとさっきまでの喧噪が嘘のように注文が落ち着き、お店の人の表情も和らぎ交替で休憩に入っていくようでした。

そうか、この人たちは毎日こういう風に仕事をしているのだ。と思いました。

毎日きっとそういう時間帯はあって、その時間は最大限忙しいしはらはらしたりするけれども、ずっとそういうわけじゃない。逆に言うとその仕事の中では、そういう風に忙しさが偏ったりするのが必然なんだろうなと思いました。

人生でもそうなのかもしれないなと思いました。できるだけギリギリになりたくない、大失敗をして血の気が引いたり、約束や締切に間に合わないような状況になって焦ったり、予期せぬ出来事に動転したりしたくない。そう思うので、できるだけそういう状況を回避すべく心がけようとします。

それでも、どうしても避けきれない状況というのは往々にしてあるのだと思います。

ただ、それもまた居酒屋さんの混雑時と同じように、人生における必然なのかもしれないなと思います。余裕がない状態でどれだけ対応できるのかが問われる時が、時々あるんだろうなと思いました。できないなりに、なんとかしなくてはならない時が…。

今日はうだるように暑い一日でした。少し部屋を片付けました。