2009年8月31日月曜日

Classes Begin

今日から授業が始まりました。

授業が始まる前に教室英語を勉強しておこう、先生のことを何と呼んだらいいのだろう、などとずいぶんまえにはもう少し用意して臨むはずだったのですが、まだ登録が完了していないクラスもありばたばたで初日を終了しました。

今日の授業は3クラスでした。
Theory 2
Introduction to Undergraduate Studies
Chorus

Theory 2は対位法でした。このクラスがまだ登録されていなくて5分遅れて教室に入ると、もはや授業が始まっていました。ともかく早口な先生で…。英語の音楽用語に慣れず、まずは今のトピックはなにかを把握するのと、話されているであろうことについていくのに必死でした。今日もさっそくテキストを読んでくるのと、課題を書いてくる宿題が出ました。このクラスは週に2回あるのですぐ次のクラスがやってきます…。

Introduction to Undergraduate Studiesは、音楽の様式を学ぶための基礎的な技能と知識を学ぶ授業で、音楽史を追いながら最終的にはコンサートのReviewを書くのが課題だそうです。
復習をかねて、今日の導入の話が興味深かったので少し書かせて頂きます。

まず、「昨今コンサートを訪れる人の髪の色は何色か?」という問いかけから始まりました。「つまりクラシック音楽を聴きに来るのはほぼ年配の人々であるが、それはなぜか。」、「なぜクラシック音楽は敬遠されるようになったのか。」、「その時代にあって、なぜ私たちはそれでもその音楽を勉強するのか。」と続きました。
メディアの発達によって音楽を簡単に収集し持ち歩くことができるようになり、時代は急速に変化している。しかし、それは人類が初めて直面することではなく、LPレコードの発明以来音楽史では様々な状況の変化を経てきた。つまり、音楽史の中に今の状況に対応するためのヒントがある。それでは、音楽史には今までどんな変化があったのか…。

もっといろんな質問があったのですが、ともかく聞こえた単語を拾いながら解釈したのはこういう感じでした。ほかの学生はその問いかけに対して自分の意見をぽんぽんと述べていて、すごいなーと思いながらも何を言ったのかあまり聞き取れませんでした。そして、ほとんど誰もノートを取っていないのにも驚きました。

Chorusは、多くの専攻の学生がとる授業のようで、今日は名前の確認と声部の確認、シラバスの確認をしただけでごく早々に終わりました。このクラスも週に2回あって、来年の春には発表をするそうです。

明日も3クラスあり、ともかく今週授業を1周するのが目標です。