2009年8月7日金曜日

家の門のところにとても小さな蝉が休んでいました。

「どうしてこの小さな蝉に気が付いたのだろう。」と思いながら写真を撮りました。普段特別に気にかけている場所でなくとも、いつもと違う風景には何かしら気がつくものでしょうか。

ところで最近、時の流れはつくづく平等なものだなと思います。

例えば何かとても楽しみな公演のチケットをとった時には、その公演日がとても特別な未来のように思えます。その日まではいくら見たくてもその公演は見られず、なかなか手の届かない特別の日に思えます。

けれども実際日々は着実に進み、いつの間にかその日がやってきます。要は座標の問題なのかなと思います。今からすれば、未来は手が届かないだけに崇高な気がしますが、実際は座標が先にあるだけでそこに至るまでの一日一日の比重は変わらないし、その日もまたいずれは後になる。その繰り返しなんだろうなと思います。

印象的な出来事があった日からはあっという間に遠ざかり、約束の日や何かの締切日にはあっという間に近づいていくものだなと実感しています。

ところで今日はトラベラーズチェックに両替してみようと思ったのですが、小額を引き替えようと思うとなかなか大きな支店に行かなければないようだったので、今日のところは断念しました。