2009年9月1日火曜日

2日目

今日の授業は
・ESL Conversation
・Ear Training
・Alexander Technique
の3つでした。

・ESL Conversationは、2つあるESL(English as a Second Language)のうちのひとつです。内容は、いわば英会話教室のような感じでした。来るまでは特別に外の学校に受け行かなければならないのかと思っていたのですが、そうではなくマネスの授業のようで、宿題も楽器の名前や音楽用語の発音でした。日常の会話とともに、音楽で勉強をするのに必要なボキャブラリーも勉強できるのはありがたいと思いました。

・Ear Training は、非常に厳しかったです。内容はソルフェージュとスコアリーディングなのですが、最終的には7つの音部記号(ト音、へ音、アルト、ソプラノ…等)でソルフェージュができるようになるそうで…。今日も、単純な跳躍の連続の譜面を渡されて、一人一段ずつメトロノームに合わせて指定された音部記号で読まなくてはならず非常に焦りました。まず何が始まったのか分からず、分かってからもその音部記号のドがどこなのか分からず。一回目は全然出来ず、さんざんつっかえた後飛ばされました。ともかくその次は順番が回ってくるまでに必死で始まりの音の見当をつけて、オクターブを超える跳躍がないことを祈りながら音程だけを頼りに読みました。非常にしどろもどろながらなんとか一段読めました。あまり生きた心地はしませんでしたが、大変なのはこれからなのだと思います。課題もたくさん出たので、ともかく練習をしようと思います。

・Alexander Techniqueは選択科目だったのですが、少し興味があったのでとりました。50cmくらいの人間の骨格人形(小さいので恐くない)を使って先生が、人の骨格がどういう作りになっているか、体の部分同士がどう影響し合っているかを解説してくれて、その後実際に自分の体もつかって色々体感しました。力を入れすぎても、まったく脱力しすぎても体本来の力を生かすことはできないそうです。とても穏やかな先生でした。


今日は帰りに授業のテキストを買いに、ジュリアードの本屋さんに行きました。外から見ると本屋さんとは思えないような箱型の狭い部屋の中に、楽譜や音源や音楽関係のものがぎゅっと詰まっていました。それからジュリアードのおみやげものも…。写真は学校の入口の写真です。