2009年9月23日水曜日

避難2

お昼前の授業が終わって教室を出ようとした時、けたたましいビープ音が鳴り出しました。

何か、つい最近にもこんなことがあったような…。

ともかく学校も寮と同じく警報の音の大きいことこの上なく、耳をふさぎながら階段に向かい、建物を出て道の向こう側に待機しました。これだけの人が学校にいたんだなと、知っている先生や学生の顔をあちこちにみながら待つこと数分すると、もう戻っていいようでした。

先生が「日本ではこんなことはないでしょ。」と声をかけてくださって、ようやくこれが避難訓練だったことを知りました。どうりで、警報が鳴ってすぐに学校の責任者が「Fireなんとか」と書かれたゼッケンをつけて誘導していたわけです。抜き打ちにも程があると思うのですが、ともかく授業と授業の合間10分の出来事でした。

レッスンの後、「Composition Forum」という大学院の授業に参加しました。院生は必修の授業だそうですが、学部生は出席自由だと教えてもらったのでさっそく参加しました。作曲の学生が集まる授業はなかなかなく、今日は学内のコンペティションの紹介と自己紹介が主でした。

実際、毎日授業について行くのにも今書いている曲にも必死で、作曲について今まで自分が学んでこなかったことを実感する度それをどうやって埋めて行ったらいいのかと思いながらやっています。でも昨日の合唱といい、今日の「Composition Forum」といい、他の作曲の学生と会ったり主体的に活動している人に会うと、それ(課題をこなしている)だけじゃだめなんだろうなという気がしてきます。なんとか少しでも前進したいです。