2010年3月2日火曜日

オーディション前

昨日は投稿が飛んでしまいましたが…。

オーディション前の最後のレッスンでした。ピアノソロは3楽章にするつもりですが、2楽章まで持っていくことにしてそれを見てもらいました。レッスンが終わって部屋を出る時、先生は「あんまりナーバスにならないで。」と励ましてくださいました。

昨年マネスに入学すると決めて以来、1年後にMasterに入ることを目標にやってきました。毎週レッスンで見てもらうのを締め切りにずっと作曲を勉強してきて、気がつくと約4曲書けました。それまで年に1曲書けるかどうかという生活でやってきたことを考えるとやはり嬉しいです。

オーディションのインタビューにその4曲のスコアを持っていきます。昨日も今日も曲の仕上げと見直しをしていました。今までやってきたことを持っていくだけなので、今から焦ることも、またできることもそんなにないとは思うのですが、やっぱり少々感傷的(あるいはナーバス)になっています。

オーディション自体はもう先週末から始まっていて、学校に寄るといつもの様子とは違ってオーディションの高揚感がありました。

昨年は、入口でチェックインした時に受付をしてくれた学生が笑顔で対応してくれて、それだけでほっとした記憶があります。今は、オーディションで働いているのはみんな友達、もしくは知った顔ばかりで、一年たって自分もここの学生になれたんだなと思います。

そして、みんな優しいです。オーディションを受けるんだというと「Good luck.」と言ってくれて、それが単なる挨拶でなく、私にとって大事なことなんだって共感して励ましてくれているのが伝わります。音楽家は人の本番も自分の本番と同じように大切にしてくれるものなのかもとふと思って…。ともかく、会う人がそれぞれに励ましてくれて、自分はとても幸せ者だと思いました。

明日は洗濯をして、明後日のインタビューにははやっぱりスーツで行こうと思います。