2010年3月21日日曜日

譜めくり2

今日は夕方アッシャーだったのですが、コンサートホール前の窓から感じる夕方の雰囲気はどこかすでに初夏でした。

こんな風に何かが起こりそうな高揚感と、何かが終わってしまったかのような名残惜しさを同時に思わせる雰囲気は、確か5月ごろに感じるはず(私の経験によると)ですが。ともかく切なかったです。

とは言え、今日はまた後半で譜めくりを頼まれました。

Franck:Sonata in A major (ビオラ)

今回はリピートもなく、譜めくり自体は難しくなかったのですがやっぱり最初の数ページは少しあわててしまいました。でもやっぱり譜めくりは好きだと思いました。曲の勉強をするというには余裕がないのですが、演奏を間近で感じられるのがいいです。

今日の演奏はとってもよかったです。ピアノとビオラが「ここしかない」という一点で合わせるのを聴いたときぞくっとしました。

変な例えですが、ネコが自分の身長の何倍もの高さにひょいと飛びあがれるのが造作のないことであるように、今や彼らにとってその楽器を弾けるということがそのレベルまで自分のものになっているんだなと思いました。