2010年5月23日日曜日

シンフォニー

お風呂待ちの間に書いています。8部屋(4人部屋、2人部屋等合わせて)で2つのバスルームを共有なので、常にタイミングを見計らっています。

ところで今日はLos Angeles Philharmonicのマーラーのシンフォニー第1番を聴きに行ってきました。普段の生活からするとちょっとしたお値段のチケットではありましたが、行けてラッキーでした。つまり素晴らしかったです。

オーケストラが違うので比べられませんが、行く前にレコーディングで聴いた印象からするとまず音楽の立体感が違うと思いました。マーラーが書いていたときから、その頭の中ではこんなふうに立体的に音楽が鳴っていたのだろうかと思いました。何もなかった五線紙の上にそれを構築したこと、そして指揮者と演奏家がそれを読み取ってこんな音楽が今ここに生まれていることが魔法のように思えました。

またはオーケストラが登山隊だとするなら、ルートを考えて登山隊をトレーニングして、最終的にちゃんと登れるように地上から指示を出すのが指揮者だと思いました。すると山を作ったのが作曲家ということになって。。。

ともかく自分はまだまだ楽器や、オーケストラの可能性を知らなすぎるなと実感しました